ブース内では、軽乗用BEVコンセプトモデル「Vision e-Sky」、二輪BEVコンセプトモデル「e-VanVan」をはじめ、次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)2」、船外機などが展示され、総合モビリティメーカーとしての技術を集結することで、スズキが目指すひとりひとりの困りごとの解決に寄り添うインフラモビリティが提案される。
そのほか、電動モビリティベースユニット、CBG※1事業などの取り組みも紹介される。
また、軽トラック「スーパーキャリイ」の荷台を活用したスズキの用品販売コーナーも設けられる。
※1 Compressed Biomethane Gas(圧縮バイオメタンガス)の略
四輪車
<参考出品車>”ちょうど良い”軽乗用BEV「Vision e-Sky」
- 日々の通勤や買い物、休日のちょっとした遠出など、軽自動車を「生活の足」として使用する毎日に寄り添うEVとして、2026年度内の量産化が目指されるコンセプトモデル。
- 「ユニーク・スマート・ポジティブ」をテーマとし、前向きで明るい気持ちになれる、スズキらしいデザインを表現。
- 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,625mm
- 航続距離:270km以上
<参考出品車> 毎日の“働く”に寄り添うBEV商用軽バン「e EVERY CONCEPT」
- スズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車の3社で共同開発されている、BEVシステムを搭載した商用軽バンのEVモデル。
- 軽バンとしての使い勝手の良さはそのままに、EVならではの静かで力強い走りを実現するだけではなく、非常時にはクルマの電気を外部に供給するなど、地域社会へ貢献できるモデルとして提案される。
- 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,890mm
- 航続距離:200km
<四輪技術展示車> 「うれしい未来」のそばに寄り添う環境技術「フロンクス FFV※2 コンセプト」
- カーボンニュートラル実現に向けたスズキのマルチパスウェイでの取り組みのひとつとして、エタノール燃料を活用した環境技術が紹介される。
- ※2 Flexible Fuel Vehicle(フレックス燃料車)の略
その他:市販車
新型「e ビターラ」、新型「クロスビー」、新型「ジムニー ノマド」、「スペーシア」を展示予定。
事業紹介
電動モビリティベースユニット
<参考展示> 「MITRA コンセプト」
- 「MITRA コンセプト」は、多様なロボットの足回りとして活用できることを目指して開発されている電動ユニット。
この「MITRAコンセプト」にパートナーとなる企業様が自律走行やAIなどの技術を組み合わせることで、物流や農業、土木建設など、様々な分野でロボットによる課題解決ができるよう、パートナーとともに目指される。 - ブースでは、「MITRA コンセプト」のほか、LOMBYの自動配送ロボット「LM-A」やHBAの「屋外巡視点検ロボット」、オムロンの「作物育成モニタリングシステム」が展示される。
CBG※事業
<参考展示> (海外仕様モデル)「ビクトリス」・<二輪技術展示車> 「ACCESS」(試験車両)
- スズキは、酪農廃棄物の資源化により、インド農村の活性化や各種社会課題解決への貢献と、カーボンニュートラルに向けたマルチパスウェイ実現の両立を図ることができると考え、2022年よりCBG※6事業に取り組んでいる。
- ブースでは、9月にインドで発表された「ビクトリス」のCNG※7/CBG※6仕様、「ACCESS」をCNG※7/CBG※6仕様とした試験車両やスズキがインドの酪農組合の方々と共同で立ち上げたバイオガスプラントのミニチュア模型などが展示される。
- ※3 Compressed Biomethane Gas(圧縮バイオメタンガス)の略
- ※4 Compressed Natural Gas(圧縮天然ガス)の略
<参考展示> 「Glydways」
- 「Glydways」は、軽自動車並みの小型電動車両を専用レーンで隊列自動運転させる、オンデマンドの都市交通システムを開発しているスタートアップだ。
スズキは「Glydways」と協業し、インフラ整備や運用コスト、車両台数を抑えながら必要な時に必要な台数だけ配車することが可能な、効率的で利便性の高い新しい交通システムによって、世界中の都市の交通問題の解決を目指す。 - スズキブースでは、「Glydways」で使用する車両「Glydcar」の実車や想定される走行シーンなどがパネル展示される。





