パジェロミニにはマイルドハイブリッド搭載か?

2025年10月30日(木)〜11月9日(日)まで、東京ビッグサイトにて開催される「ジャパンモビリティショー2025」だが、日本初公開、あるいは世界初公開が期待される三菱注目のモデルを予想してみよう。
まず期待したいのは、話題となっている「パジェロ」の復活だろう。パジェロは、1983年以来、ダカールラリーをはじめとする世界各地の過酷なオフロードラリーで主力車種として活躍してきた。米国のディーラーにモンテロSUVを投入してから20年、そして生産を完全に中止してから3年が経っていますが、いよいよ復活する。

パワートレインは、アウトランダーからの流用が有力のようで、その場合、同モデルの2.4Lプラグインハイブリッドパワートレイン改良版を搭載、出力が大幅に向上するとのことだ。この構成では、後輪軸に2基、前輪軸に1基の電気モーターがガソリンエンジンと連動して作動、総合出力は382ps(285kW)以上になると予想されている。

そして、合わせて期待されるのが、弟分となる「パジェロミニ」後継モデルだ。初代パジェロミニは、当時絶大な人気を誇った「パジェロ」の勢いに乗り1994年に登場。1998年には2代目を導入したが、惜しまれつつも2012年6月に生産終了となった。
後継モデルでは、日産三菱の共同会社「NMKV」が開発し、日産「デイズ」や三菱「ekワゴン」新型と新世代プラットフォームを共有、2ドアから実用性の高い4ドアへ変更が予想されているほか、FRからFFへと進化して軽量化が図られる可能性が高い。
パワートレインは、マイルドハイブリッド技術を備える、自然吸気660cc直列3気筒エンジン、及び自然吸気660cc直列3気筒ターボエンジンが予想されている。先代の燃費は、実質的に11km程度とされていたが、後継モデルではその倍以上を視野に開発が進められているという。
パジェロミニ後継モデルが登場するとなれば、13年ぶりの復活となるとともに、大ヒット中のスズキ「ジムニー」最大のライバルとなるだろう。

そして、可能性は一番低いが、密かに期待を寄せるのが、三菱版「リーフ」コンセプトだ。三菱自働車は5月、日産「リーフ」をベースとした三菱バージョンを、2026年にも北米市場へ投入することを発表しており、なんらかのコンセプトモデルが出展されても不思議ではない。









