頂点には3.0L直列6気筒ガソリンターボエンジンをラインアップ

BMWの初代2シリーズクーペは、1シリーズクーペ後継モデルとして2014年に登場した。2代目は2022年にデビューしており、これが世代初の大幅改良となる。

現在BMWは、より広範なデザインのルネサンスを迎えようとしている。同社は、iX3でデビューしたノイエクラッセのデザイン言語を、今後数年間で全ラインナップに導入すると約束しており、2シリーズもまもなくフェイスリフトの恩恵を受ける可能性がありそうなのだ。
Theottle氏から協力を得た予想CGを見ると、フロントエンドは、ノイエクラッセで統一されたデュアルLEDデイタイムランニングライト、超コンパクトキドニーグリル、三角形のエアインテークを装備している。iX3からの流用だが、驚くべきことに、これらも2シリーズの全体的なフォルムに非常によく合っている。
リアセクションも大胆な変化を見せる。楕円形に近い形状のテールライトは、iX3を模したスリムでワイドなLEDへと進化させ、コンパクトなスポイラーを装備、かなりスポーティな印象だ。
パワートレインは、2.0L直列4気筒ガソリンターボのほか、今回CGでも採用した「M240i xDrive」では3.0L直列6気筒ガソリンターボエンジンをラインアップするが、燃費改善などのアップデートが施されると予想。
今後発売予定のノイエクラッセをベースにしたモデルは、電気自動車のM3や刷新された7シリーズなど、既にいくつかテスト走行が目撃されているが、刷新された2シリーズのプロトタイプは確認されておらず、発売時期は不透明だ。
そのため、市場投入時期は未定だが、もし承認されれば、今後2年以内に発売されると思われる。



