独自のアプローチで“カッコ良さ”を追求!
2号車も導入予定でFL5カスタムへアプローチ
「FL5ってさ、今までオレがイメージしていたシビックとはまったく違うものだったんだよ。世界的に人気が高くて、熱狂的なファンも多いというので試しにドライブしてみたんだけど、乗りやすいし速いし、ストリートを流す速度でも操作が楽しい。しかも何より、大人っぽいスタイルでカッコいいじゃん。こんないいクルマなら、イジるしかないよねって思ったんだ」と、開発のきっかけを語るのはご存知MAX織戸。
2024年末にベース車を手に入れ、自身の美学に基づいてカスタマイズを施したのが、フレームレッドを纏う“MAX織戸スペシャル”だ。



現役レーサーでもあるMAX織戸のプロデュースだけに、レーシーなパフォーマンス重視のチューニングを想像するかもしれないが、今回のターゲットはあくまでもストリートシーン。都会の街並みにも映えるスタイルアップを狙って、まず着手したのがオリジナルエアロの製作だった。
リップタイプのフロント、サイド、リヤに加え、トランクスポイラーやリヤウイング、フェンダーガーニッシュなどを装着。キット価格は23万1000円。どこから見ても“織戸印”とわかる、上品かつスポーティな仕上がりとなっている。

足元にはアドバンレーシングGTプレミアムホイール(10J+32×20)をセット。FL5では珍しい攻めたサイズで、タイヤはネオバAD09の265/30−20を組み合わせる。フロントは取り付け部を加工し、リヤはアッパーアームを製作してネガティブキャンバーをつけることで、どうにか収めたという。

“走り”と“魅せる”の両立を狙い、サスペンションにはPLOOM製エアサスペンションとAIRLIFTマネジメントシステムを採用。

室内にはエアサス用のリモートコントローラーを配備。これにより、地を這うようなローダウンから通常走行、段差越え時のリフトアップまで、ワンタッチで車高をコントロールできる仕様となっている。

インテリアは現状、MAX ORIDOロゴ入りのナルディ・クラシック330φステアリングを、JQ WERKS製スイッチ移設機能付きクイックリリースボスを介して装着。さらに、ブリッド製ストラディアをベースにしたコラボモデルのシートも完成次第投入予定とのことだ。

今後はカーボンボンネットやオリジナルヘッドライト、ホイールなども開発中で、東京オートサロン2026ではさらに進化した姿が披露される見込み。そして、すでに2台目となるFL5もオーダー済みで、そちらはよりユーザー寄りのカスタムを予定しているという。
MAX織戸のFL5カスタムへの情熱は、まだまだ加速を続けていく。
●取材協力:130R yokohama TEL:045-595-9728
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