トルクに直結する2万kmから性能低下『プラグ交換』

現行ジムニーのプラグはイリジウム。イリジウムプラグの特徴は、高性能な代わりに、約2万キロを超えると急速に性能が低下する。特に発進時からのトルク不足が顕著に出やすい。JB64はエアクリーナーボックス、イグニッションコイルを外しての交換となる。始動性も悪くなるので定期交換が必須なのだ。

新品と2万キロ走行済みのプラグだと見た目にもこんな差があるのだ。

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定期的にチェックが必要『ブレーキパッド』

 正直、現行ジムニーで2万〜3万キロで交換が必要になることは少ないが、残量のチェックは必ずしておいたほうがいい。パッドの残量がない状態で、走行してしまうと、ローターにもダメージが発生する。

目視での消耗具合でチェックしたい『ベルト』

 3万キロ走行時に通常の走行状態であれば、車検時の交換となるだろう。ベルトの良し悪しは張り具合と、表記の文字の擦れ具合、本体のひびなどをチェック。切れる恐れがある場合は即交換だ。

湿気を吸う性質異銘柄を混ぜないように『ブレーキフルード』

ユーザー車検などで行う場合、ブレーキフルードの交換は忘れがち。基本ブレーキフルードは湿気を吸って劣化する。さらにハードブレーキを行うことで、熱でも劣化する。エア(気泡)を噛んでいる場合もあるので、2万〜3万キロで、要交換オイルと言えるだろう。オフロードを走っているジムニーの場合、ブレーキホースのチェックも必要だ。

補充自体は、エンジンルーム内のブレーキオイルシリンダーに注ぐ。ボディにかかると塗装が剥げる劇薬だ。
エア抜き時は、目視確認できる状態で、テンポよく行う。フルードは定期交換が必要だ。

走行距離 5万km〜8万mでは『イグニッションコイル』をチェック

今回、定期メンテナンスでなぜイグニッションコイル?と思った方もいるだろう。これは、筆者の経験と調べた情報からの判断なのだが、現行のJB64のイグニッションコイルは、だいたい5万〜8万キロぐらいから、性能低下が始まっているらしい。10万キロはもたないのだ。完全停止する前に性能低下があるので、トルク感、高速時の伸びが悪いと判断した場合、要交換だ。

エアクリーナーボックスを外すことで、イグニッションコイルも交換可能となる。ボルト固定なので、締め付けなどの難しさはあまりない。

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