人気のアライジングシリーズの最新モデル!
レース現場で鍛え上げられた高機能が宿る!
国産スポーツモデルを中心に幅広い車種を手掛けてきた“バリス”が、いま最も力を注いでいるベース車はシビックタイプRだ。先代FK8用でもその手腕を発揮し、最終的にはワイドボディフルキットまでリリース。純正派が多数を占めるタイプRの世界に一石を投じてみせた。


そして現行のFL5。デビュー直後から意欲的にエアロデザインに取り組み、リップスポイラータイプの『アライジング1 EVO』や『アライジング1 STREET』を公開。東京オートサロン2023では優秀賞に輝くなど、そのスタイリッシュなフォルムは高く評価されている。

ここで紹介するのは、バリスの最新作『アライジング2 STREET』だ。テーマは「本当の意味でのストリート」の追求。街中での存在感とスポーツ走行での確かな機能性を高次元で両立することを目指して開発されたモデルである。


中核を担うのは、バリスらしさを明確に主張するフロントバンパーだ。純正装備の各種センサーとの関係で、FL5用のフルバンパー開発は困難を極めたが、バリスではこれをクリア。バンパー本体とリップスポイラー、ブレーキダクト、エアカーテンダクトを組み合わせた6ピース構成で、迫力ある造形と冷却・整流効果を両立。さらに純正や同社のS耐仕様よりリップ部が大型化され、より大胆な形状を実現している。

リヤウイングは純正ブラケットを利用し、ウイングエレメントのみを交換するシステムを採用。ウイング断面の厚みが増し、より効果的にダウンフォースを獲得できる。

ウイングの両サイドはスプリッター形状とし、整流効果を高めている。純正ウイングより軽量になる点もメリットで、美しいカーボン仕上げも魅力だ。

すでにFL5用として数多くのアイテムをリリースしているバリスだが、ここにきて東京オートサロン2026でのデビューに向けて新たなアイテムを製作中との情報をキャッチ。


ボンネットはエアアウトレットを変更した別バージョンを開発中。フェンダーもこれまでのトリムタイプではなく、大胆なダクトを有する本格的なレーシングタイプがカタチになろうとしている。
最強FFスポーツのポテンシャルを開放するために開発された高性能ボディキット、今後の展開が非常に楽しみだ。
●取材協力:バリス TEL:042-689-2939
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