無駄を廃した実用的シンプル
堅牢な佇まいで登場した250は、デザインがまず好評。直線を基調としたスッキリとしたデザインは、悪路を走る際に起こりえる事態にも配慮して設計されたシンプル系となっている。例えば車体のコーナー部の角を意識的に削いで、狭い場所を走る際の取り回しを向上させたほか、ボンネット中央を窪ませてボディのサイズ感を掴みやすく設計するなど、いわれれば確かになこだわりが随所に見られる。ボリュームを削いだドア下半分は、異物との干渉回避も狙うなど、そのデザインにはそれぞれに機能的な理由があるのだ。比較的高めの位置に配置されるヘッドライトも、破損リスクを配慮した結果と、語れる特徴は多数ある。
さり気ない違いに大きな差が生まれた250、8つのポイント
【1】ヘッドライトは丸目含め全3種類



【2】ボディコーナーを面削ぎ

【3】便利なガラスハッチ標準

【4】足の抜き差しでバックドアが開く

【5】四隅が掴みやすい窪み

【6】視界確保の些細な工夫

【7】ヒッチメンバーを追加可能

【8】両端の一部が交換できるフロントバンパー

▷STYLE RV(スタイルRV) Vol.187 トヨタ・ランドクルーザー250 No.2より




