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【東京オートサロン2026】スタイルワゴン視点の情報を集めました

クレンツェの2026イヤーモデルは「山」と「谷」の立体感でエレガントに

一年に一度、1デザインだけが満を持して発表されるクレンツェのイヤーモデル。それはときに宝飾品のごとくきらびやかで、ときに彫刻作品のごとく厳かで。毎年のオートサロン会場でお披露目となるそんなクレンツェ渾身の一本は、ファンならずとも心待ちにしている人は多いハズだ。

だからこそ誤解を恐れずに言っておきたい。2026年のイヤーモデルであるベルテーラーは、いい意味でクレンツェらしくない。クレンツェ特有の3Dデザインはもちろん踏襲されるし、きらびやかなデザインクローム色ももちろん設定されている。けれどもそのスタイリングは、華やかというよりも普遍性を感じるほどにシックで、シブい。初見のインパクトより、大人感と高級感が伝わる作品だ。

そのシルエットは複雑ながらもシンプル。山と谷とを融合することをテーマとしたデザインで、ひとつの面で山と谷とが交互につながっているイメージだ。だからこそ立体感に長けるし、山の天面が切削処理となる色味ではエッジ感も際立つ。エレガントなV字スポークふたつを、高低差を持たせてレイヤードした大人っぽい造形だ。

つまり車種、スタイルを問わず、マルチに履ける一本。色も多彩。

Kränze Bertaler(クレンツェ・ベルテーラー)
撮影車には21×9.5Jを5㎜スペーサーでツライチに。車高調で適度にローダウンした大人履き仕様で、プレミアムな雰囲気が全身から漂っている。派手さではなくシブさで魅せる一本だ。今回アヴァンツァーレ・LMのマッチングサイズは21×9.5J +35で、5mmスペーサーを装着。
色によって表情がガラリと一変するのも特徴。メッキにSBCポリッシュ、ブラック系、そしてもちろんカスタムカラーにも対応。選択肢は豊富だ。

インパクト抑えめな大人デザインが高級感重視スタイルでこそ映える

山と谷の断面を連ねたことで生まれるエッジーな凹凸形状は、交差するセンター部にまで及ぶため立体感が強烈。キャップも当然立体造形。
山と谷を交互に連ねた10V字スポーク。フラットな天面は色によって切削が施されるためエッジ感も大。3ピース構造、リムも存分に深い。
高く掲げたスポーク先端からセンターへ向けて、フェイスが徐々に沈み込んでいくクレンツェらしい3D造形も採用。凹凸感もこれで際立つ。

今年もヒットブランドから新作が続々登場

フラッグシップ3ピースブランドであるクレンツェの2026年イヤーモデル、ベルテーラーをオートサロン会場でお披露目するウェッズからは、今年も展開する各人気ブランドから多くの新作が発表される。予定されているのはレオニスとマッドヴァンス、ノヴァリスにウェッズスポーツからの2026年モデルの発表展示。ホイールにこだわる派なら絶対に見逃せない。

東京オートサロン2026 weds ブース【中エリア 4HALL】

※会場レイアウトは2025年12月1日のものです。変更になる可能性もございますので予めご了承ください。
記事には東京オートサロン2025の写真が含まれています。

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2026年1月号 No.361より

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