「ヨシムラ GSX-R750 604号車復刻版」納車イベントを2026年1月11日開催

2025.12.30 17:10

2026年1月11日、奈良県桜井市のSBS奈良橿原で、ヨシムラGSX-R750 604号車復刻版の納車式とファンイベントが開催される。

ヨシムラ GSX-R750 604号車復刻版とは何か

ヨシムラコンプリートマシン「GSX-R750 604号車」は、耐久レースの現場で培われた技術と思想を体現する存在として知られてきた。とくに鈴鹿8時間耐久ロードレースを中心としたヨシムラの活動を象徴する車両である。

今回展示される復刻版は、オリジナルの思想と仕様を忠実に再現したモデルである。オークションにおける落札価格は1241万円で、耐久レース文化への評価を示す結果となった。

会場では、GSX-R750 604号車復刻版の展示に加え、ヨシムラレーシングトランスポーターや鈴鹿8時間耐久ロードレース参戦車両が展示される。マシン単体だけでなく、耐久レースを支える現場全体を紹介する構成となっている。

当日は、ヨシムラライダーの辻本聡氏、現役ライダーの渥美心氏が来場予定である。あわせて、株式会社ヨシムラジャパン代表取締役社長の加藤氏も参加し、ライダー、開発、経営の各立場からヨシムラの取り組みが語られる。

来場者向けに、耐久レースのピット作業を想定した体験型コンテンツが用意される。タイヤ交換体験や、給油タンク持ち上げ体験を通じて、レース現場の作業負荷を体感できる内容である。

車両展示にとどまらず、身体を使った体験を取り入れることで、耐久レースの現実をより具体的に伝える構成となっている点が特徴だ。

会場ではヨシムラ製品の展示および即売会が行われる。あわせて、SBS奈良橿原オリジナルのヨシムラコンプリート車両が限定5台販売予定とされている。

同時開催として、株式会社MOBIPARKが2026年2月上旬発売予定のE-BIKE展示予約会を実施する。レーシングマシンから日常用途の次世代モビリティまでを一度に確認できる機会となる。

※荒天時や内容変更の場合は、主催者および公式サイト・SNSで案内されます。
※当日撮影された写真・映像は、広報活動およびメディア掲載に使用される場合があります。