マイルドハイブリッド3.0L直6は改良されパワーアップが期待される
メルセデスベンツは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV、「GLC」改良新型を開発中だが、そのパフォーマンスモデル、AMG「GLE53」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。
メルセデスのデザイン部門では大きな変化が起こっており、約30年間、メルセデスの長年クリエイティブ・チーフを務めてきたゴードン・ワグナー氏が、退任することが発表された。しかし、彼の手腕は、この刷新されたAMG GLE 53を含め、今後しばらくの間、目にすることになりそうだ。

現行型となる第2世代(Mクラスからは4代目)GLEは2019年に発売、AMGバージョンはその1年後に発表された。
現行型は2023年に一度の刷新を受けているが、老朽化と他のメルセデス新型車との足並みを揃える必要性から、クーペ派生モデルの両方に、更なる改良が施される時期が来ていると言える。

2027年秋に登場予定の改良新型際において、大きな変更点の一つは、メルセデスとAMG部門がそれぞれのラインナップに導入する星型のDRLだろう。Eクラスのテールライトに初めて搭載されたが、現在ではフェイスリフトの際に新型車の・テールライト、及びヘッドライトにも採用されている。
また、フロントLEDデイタイムランニングライトの間に堂々と配置される新しいグリルも同様に目を引くはずだ。これらのプロトタイプでは、カモフラージュで覆われているが、現行GLEのグリルよりもかなり大きくなると予想されており、9月に発表されたEQテクノロジー搭載の新型電気自動車GLCのグリルからインスピレーションを得ている可能性がある。
サイズ拡大に加え、新しいグリルにはフレームが追加される。これは、メルセデスベンツとAMGバッジ付きモデルの現行GLEには全く見られなかったものだ。バンパーにも変更が加えられ、ホイールデザインも変更される可能性があるが、これはフェイスリフトのみであるため、ボディパネルは変更されない。
また、現行GLE 53のボンネット下に搭載されているマイルドハイブリッド3.0リッター直列6気筒エンジンも、ほぼそのままキャリーオーバーされる可能性が高いだろう。このエンジンは、最高出力435psを発揮しているが、2026年のデビューまでに、ボア内にさらに数馬力のパワーアップを期待していいだろう。
最大のライバルとなるBMWも、同じく2026年にX5(G65コード)改良新型の導入が予定されている。ノイエ・クラッセ・デザイン言語と、開発中の高速パフォーマンスモデルM60を擁する新型X5は、老朽化したGLEを古臭く見せかねないため、先手を打ちたいところだろう。















