2025年12月の軽自動車新車販売台数トップ10

| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前月比 | 前年同月比 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ホンダ・N-BOX | 15,570台 | 96.1% | 104.9% |
| 2位 | スズキ・スペーシア | 11,397台 | 88.3% | 90.9% |
| 3位 | ダイハツ・タント | 9,297台 | 97.7% | 96.7% |
| 4位 | ダイハツ・ムーヴ | 8,867台 | 81.0% | 135.3% |
| 5位 | 日産・ルークス | 6,889台 | 89.0% | 137.2% |
| 6位 | スズキ・ハスラー | 6,171台 | 92.7% | 90.5% |
| 7位 | 三菱・デリカミニ/eK | 5,924台 | 92.9% | 135.6% |
| 8位 | スズキ・ワゴンR | 5,204台 | 97.1% | 87.0% |
| 9位 | ダイハツ・ミラ | 4,079台 | 90.2% | 115.5% |
| 10位 | スズキ・アルト | 3,540台 | 89.1% | 77.8% |
軽自動車選びの決め手は「使い勝手×実用性」がキーポイント!
2025年12月の軽自動車販売上位には、スーパーハイトワゴンやハイトワゴンといった、室内空間の広さと日常使いの利便性を重視したモデルが多く並んだ。軽自動車においても、単なる価格訴求ではなく、「家族で使えること」「日常の動線に無理がないこと」が重視されている傾向がうかがえる。
首位のホンダ・N-BOXは、広い室内空間に加え、安全装備や快適装備の充実度を背景に、ファミリー層から街乗り中心のユーザーまで幅広い支持を集めている。2位のスズキ・スペーシア、3位のダイハツ・タントも、スライドドアによる乗降性や室内レイアウトの使いやすさを訴求し、生活密着型モデルとして安定した需要を確保した。
4位のダイハツ・ムーヴは、前年同月比で135.3%と大きく伸長した。モデル刷新効果に加え、販売現場での提案力強化や買い替え需要の喚起が進み、数字としても明確な成果が表れた形だ。
5位の日産・ルークス、7位の三菱・デリカミニ/eKは、軽ミニバン系として多人数乗車や積載性を重視するニーズに応えている。いずれも前年同月比で高い伸びを示しており、年末商戦において「実用性+個性」を備えたモデルが確実に選ばれていることが読み取れる。
前年同月比0.7%増にとどまるも安定した12月の軽自動車市場
2025年12月の軽自動車市場は、前年同月比で全体としてプラス傾向となった(月間販売台数96,440台、前年同月比0.7%増)。季節的な需要増に加え、日常の足としての使いやすさや維持費の低さといった要素が改めて評価され、軽自動車への底堅いニーズが数字として表れた形だ。
なかでもホンダ・N-BOXの強さは依然として顕著であり、軽自動車市場全体を象徴する存在であり続けている。一方で、スペーシアやタントをはじめとするスーパーハイトワゴン・ハイトワゴン系モデルも堅調に推移しており、特定車種への一極集中ではなく、用途別・家族構成別に需要が分散している点が、トップ10の多様な顔ぶれにつながっている。
今後の軽自動車市場においても、日常の利便性、維持費の低さ、取り回しの良さといった基本性能は引き続き重視されるだろう。その中で、N-BOXを軸としつつ、スペーシアやタントといった主力モデルがどのように支持を広げていくのかは、年明け以降の販売動向を占う上でも重要なポイントとなる。
