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今日は何の日?

■3代目レクサスRX350が日本に初登場

2009年にデビューしたレクサス「RX350」

2009(平成21)年1月19日、レクサスはセダンとSUVの特長を融合したプレミアムSUV「レクサスRX350」の日本での販売を始めた。日本に初投入されたRX350は、実質3代目(初代と2代目は国内ではハリアーとして販売)であり、同年4月にはハイブリッドモデル「レクサスRX450h」も発売された。

プレミアムSUVのパイオニアとなったハリアー(北米ではレクサスRX)

1997年に誕生したトヨタ初代「ハリアー」(北米では「レクサスRX」として販売)。プレミアムSUVというジャンルを開拓

1997年12月にデビューした初代ハリアー(レクサスRXは翌1998年に北米デビュー)は、流麗なスタイリングとセダンにも負けない広々した快適な室内空間によって、それまでのSUVにはなかった高級感を演出。装備についてもワイドマルチディスプレイ、オプティトロメーター、キーレスエントリーなどを標準化し、高級車の定番である本革シートも設定された。

1997年に誕生したトヨタ初代「ハリアー」(北米では「レクサスRX」として販売)のリヤビュー

一方、最低地上高は185mmを確保してオフロード走行にも対応。パワートレインは、最高出力140ps/最大トルク19.5kgmを発揮する2.2L 直4 DOHCおよび220ps/31.0kgmの3.0L V6 DOHCの2種エンジンと、電子制御4速ATの組み合わせ、駆動方式はFFとフルタイム4WDが用意された。

トヨタ初代「ハリアー」に搭載された3.0L V6の1MZ-FE型エンジン
トヨタ初代「ハリアー」に搭載された2.2L 直4の5S-FE型エンジン

ハリアー、レクサスRXとも日米で大ヒット。世界中のSUVに大きな影響を与え、プレミアムSUVという新たなジャンルを確立したのだ。

2003年にデビューしたトヨタ2代目「ハリアー」

2003年2月には、初めてのモデルチェンジで2代目ハリアー(レクサスRX)がデビューした。2代目が特にこだわったのは、ハンドリング性能に磨きをかけた快適な走りと先進の安全性能の追求であり、衝突安全ボディGOAや各種SRSエアバッグに加えて、ミリ波レーダーを使った世界初の“プリクラッシュセーフティ”などが設定された。

2003年にデビューしたトヨタ2代目「ハリアー」

2代目も、日米とも引き続き高い人気を獲得した。

レクサスRXの3代目となるRX350を日本へ投入

2009年にデビューしたレクサス「RX350」
レクサス「RX350」のリアビュー

2005年にレクサスブランドが日本でも開業されたことから、2009年1月のこの日、日本に3代目となる「レクサスRX350」が、4月にはハイブリッド車「RX450h」が投入された。ハリアーはそのまま併売され、3代目は2013年12月にモデルチェンジした。これにより、RXとハリアーは、完全に異なる独立モデルとなり別の道を歩むことになった。

レクサス「RX350」のコクピット

RXのエクステリアは、ワイドトレッドを活かした力強いスタンスとレクサスブランドとしての品格を両立させたデザインを採用。インテリアには、新感覚コクピットと開放感あふれるキャビンを備え、センターモニターには指先でナビ画面を操作できるリモートタッチを採用。メーターには白色有機ELを採用したマルチインフォメーションディスプレイ、運転席前面のフロントウインドウに様々な情報を映し出すヘッドアップディスプレイなど、最新の装備が搭載された。

RX350のパワートレインは、最高出力280ps/最大トルク35.5kgmを発揮する3.5L V6 DOHCエンジンと6速AT(6 Super ECT)の組み合わせ。駆動方式は、2WD(FF)と電子制御カップリングのアクティブコントロール4WDが選べた。

車両価格は、FF仕様が470万~515万円、4WD仕様が495万~565万円に設定された。

遅れてハイブリッドのレクサスRX450hも登場

2009年にデビューしたレクサス「RX450h」

レクサスRX350の発売から遅れること3ヶ月の同年4月には、4.5L車並みのパワーと高い燃費性能を両立させたハイブリッドモデル「RX450h」が発売された。

2009年にデビューしたレクサス「RX450h」のハイブリッドシステム

RX450hにはハイブリッド車の先進性を鮮明にするため、フロントグリル、フロントバンパー、LEDヘッドランプ、19インチアルミホイールなどの専用デザインをはじめ、シンボルマーク(フロント/リヤ)やヘッドライト、リヤコンビランプなどに専用のレクサス・ハイブリッドブルーが採用された。

2009年にデビューしたレクサス「RX450h」

ハイブリッドシステムは、V6 3.5L DOHCアトキンソンサイクルエンジン+リダクション機構付THS IIで、駆動系には電動4WD(E-Four)を搭載。4.5L車並みのパワーとクラス世界トップの燃費性能を両立させたことから、3.5Lエンジン搭載ながら450hと命名されているのだ。ちなみに、エンジンは最高出力249ps/最大トルク32.3kgm、モーターは167ps/34.2kgm、後輪用モーターは68ps/14.2kgmを発揮する。

車両価格は、570万~650万円に設定。その後、2010年に2.7Lエンジン搭載の「RX270」が追加され、2012年にはレクサスを象徴するスピンドルグリルが初めて採用された。

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2015年にデビューしたレクサス「RX450h」
2022年にデビューしたレクサス「RX350」

その後レクサスRXは、2015年の4代目にターボモデル「RX200t」が登場し、全車に“Lexus Safety System+”を標準装備、2017年には3列シートの「RX 450hL」が追加された。さらに2022年に登場した現行5代目では、プラグインハイブリッド「RX450h+」が設定されるなどRXシリーズは進化を続け、歴代レクサスブランドで最も売れている世界戦略車となり、令和の現在もその中核を担っている。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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