新型CX-5はライバルより低い価格で勝負

マツダ CX-5 新型

米国では、室内空間の拡大とテクノロジーの充実を図る抜本的な再設計にもかかわらず、2026年型マツダCX-5は、先代モデルから大幅に価格が上がることはなかった。
29,990ドル(約4,755,800円)という価格は、前モデルよりわずか940ドル(約149,000円)高いだけで、スタイルや内装のクオリティは犠牲になっていない。
さらに、全輪駆動を標準装備した2026年型CX-5は、同等のベースモデルのトヨタRAV4よりも3,000ドル(約475,000)以上も安く、マツダのファミリークロスオーバーSUVが、このセグメントでも優れたコストパフォーマンスを発揮していることを示している。

トヨタ RAV4

2026年4月〜5月にも日本発売が期待されるCX-5の価格は未発表だが、エントリーモデルで2,950,000万円、上級グレードで44,200,000万円程度と予想され、やはりアップ幅は10〜10万円程度と抑えられそうなのだ。

対してRAV4新型は、2.5リットルハイブリッド「Adventure」が4,500,000円、「Z」が4,900,000万円、遅れて導入されるPHEVは、500万円台後半、GR SPORTでは、650万円程度と跳ね上がる。

やはりCX-5の方が低価格の設定となりそうだ。
しかし、キャビン内には、10.25インチのフルデジタルインストルメントクラスター、12.9インチもしくは15.6インチの大型インフォテインメントシステムを採用し、Googleビルトインすることで、GoogleアシスタントやGoogleマップ、アプリなどの使用に対応する。

米国仕様のミドルグレードには、ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Auto、スタイリッシュなレザーレットと布張りのシート、自動防眩ルームミラー、後部座席のHVACベントを備える。
このモデルの価格は配送料込みで33,485ドル(約5,310,000円)とベースモデルより2,000ドル(約317,000円)高くなっているが、それでも競合車と比べるとお買い得と言えそうだ。

そして最上位モデルは35,745ドル(約5,668,000円)という価格に見合うだけの豪華装備を備えており、17インチから19インチにサイズアップしたアルミホイール、ヒーター付きのフロントシートとステアリングホイール、パワーテールゲート、さらにはヘッドアップディスプレイまで装備されている。

クラス最高のテクノロジーと快適性を求める方には、2.5 S Premiumと2.5 S Premium Plusが最適となる。
前者は38,395ドル(約6,00,000万円)で、本革シート、ヒーター&ベンチレーション付きフロントシート、ヒーター付きリアシート、プレミアムアンビエントライト、パノラミックサンルーフ、ブラックメタリック仕上げのエクステリアトリムが付属する。

フラッグシップモデルのPremium Plusには、クラス最大級の15.6インチインフォテインメントタッチスクリーン、パドルシフト、車体下部を撮影できる360度カメラ、レーンチェンジアシスト機能を備えた先進の渋滞情報技術が搭載される。
最上位モデルは、配送料込みで40,485ドル(6,42,000円)と、コンパクトクロスオーバーとしては高額だが、44,470ドル(約7,050,000円)のトヨタRAV4 Limitedや44,000ドル(約6,97,7000円)のホンダCR-V Sport Touringよりもはるかに安価なのだ。

CX-5の国内価格は未発表だが、RAV4新型よりコスパが良いと期待される。
また、2027年には、4気筒ターボに代わる「SKYACTIV-Z 」ストロングハイブリッドの導入を予定しており、こちらの出力は260ps以上が見込まれているほか、RAV4も今後プラグインハイブリッドが導入される。

2026年に激突するCX-5とRAV4新型、フラッグシップハイブリッドとプラグインハイブリッドが出揃ってから見極めるのが得策のようだ。