ゲレンデタクシーとは?

「ゲレンデタクシー」とは、スバルが2014年から苗場スキー場で開催しているイベントで、リフトの代わりにスバルのSUVでゲレンデを駆け上がりAWDの走りを体感するというもの。非常に好評を博していたが、新型コロナウイルスの蔓延により2019年を最後に開催が控えられていた。

2026年のゲレンデタクシー。

しかし、ついに2025年に5年ぶりの復活。以前は、その名の通りリフト代わりに板をルーフラックに載せてスキーヤー・スノーボーダーをゲレンデの上まで運ぶことを主眼としていたが、近年はむしろ雪上走行体験の方がメインになっており、以前にも増して人気を集めているようだ。

ゲレンデタクシー復活!! クロストレックS:HEVが苗場スキー場を駆け抜ける! WRC王者・新井敏弘とオリンピック金メダリスト・原田雅彦が共演!? | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

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2025年のゲレンデタクシーの様子。

スバルの地元である群馬県での初開催

会場となったパルコール嬬恋リゾートからは長野県にまたがる壮大な浅間山を一望。

ゲレンデタクシーはその名の通りクルマでスキー(スノーボード)ゲレンデを走行するイベントだけにスキー場で開催されており、今回はパルコール嬬恋リゾート・スキー場が会場だ。これまで、2025年の苗場スキー場など関東甲信越のスキー場で開催されてきたが、今回、スバルの地元県である群馬県での開催は初開催となった。

2026年のゲレンデタクシーの会場となったのはパルコール嬬恋リゾート。

会場には渋川地区観光物産振興協会も出展しており、作品の舞台にもなっている『頭文字D』のコラボグッズを販売。ゲレンデタクシーのドライバーやデモ走行を披露した新井選手も「しぶかわ応援大使」を務めており、地元群馬をアピールしていた。

渋川地区観光物産振興協会ブース。
渋川地区観光物産振興協会では『頭文字D』のコラボグッズを販売。
渋川地区観光物産振興協会では『頭文字D』のコラボグッズを販売。

フルモデルチェンジした新型フォレスターのS:HEVの初スノーシーズン

ゲレンデタクシーに用意されたのはクロストレックとフォレスターのいずれもS:HEVモデル。クロストレックS:HEVは2025年のゲレンデタクシーでも走っているが、2025年春に日本発売となった新型フォレスターは初のゲレンデタクシーとなった。

ゲレンデタクシーの発着場に並ぶフォレスターとクロストレック。

ドライバーはWRCチャンピオンである新井敏弘選手をはじめ、鎌田卓麻選手、川名 賢選手、長尾綱也選手といったラリードライバーに、レーシングドライバーの久保凜太郎選手、蘇武喜和選手。さらにモータージャーナリストの清水和夫氏と山本シンヤ氏がステアリングを握り、スバルAWDでのスノードライブをアテンドした。

クロストレックをドライブした川名 賢選手。川名選手は2025年に日本人コンビでフランスラリー選手権に参戦している。
川名選手のドライブの様子を同乗走行でご覧ください。

ドライバー陣はアグレッシブなドライビングを披露する一方、坂の途中で止まって再発進したりドライブモードを切り替えてクルマの動きの違いを説明したりと、それぞれ同乗者を楽しませていた。

ゲレンデタクシーのフォせスター。

人気イベントだけに来場者はスタートの9時前から長蛇の列を成し、最大で1時間待ちという状況も。中には体験後に列に並び直し”おかわり”する来場者も……。

ゲレンデを駆け上がるフォレスターの後方には、順番待ちの長い列が見える。

これまで体験したことがある人も、初めて体験する人もゲレンデをクルマで走るという滅多にない体験とプロドライバーのテクニック、そしてスバルAWDの走破性を味わい一様に笑顔を見せていた。

ゲレンデタクシー発着エリアの様子。

WRX STI Sport♯&全日本ラリーマシンが夢の共演

デモラン会場に展示されたWRX STI Sport♯と、新井選手のWRXラリーカー。どちらも『東京オートサロン2026』に展示された。

ゲレンデタクシーの醍醐味は同乗走行ばかりではない。トップラリーストがその走りを披露するデモランも注目だ。しかも今回は新井選手が自身が全日本ラリー選手権でドライブするWRXを、鎌田選手が『東京オートサロン2026』でお披露目させれたWRXの6速MTモデル、WRX STI Sport♯をドライブするのだ。

新井選手(右)と鎌田選手(左)。トークでも息のあったところを見せる。

これまで、新井選手のデモランは旧型のWRX STIが専ら使用されてきたが、現役マシンで走りを披露するのは希少な機会だ。

新井選手のデモラン。ハイスピードなラリー向けのセッティングでは、デモラン会場は狭いようで苦しい一面も見せたが、新井選手のテクニックでド派手な走りを披露。

また、WRX STI Sport♯は『東京オートサロン2026』でもデモランを披露しているが、雪上での走りを披露するのはこのゲレンデタクシーが初(『東京オートサロン2026』の発表時に映像は披露されたが)。久々に登場することになるスバルAWD+MTの走りに注目が集まるのが当然だろう。

鎌田選手のドライブはMT車らしく自在な走りを見せた。待機中の新井選手車に 接近して、新井選手に「あんまり俺のクルマに近づくなよ」と言わしめるお茶目な一面も。

それぞれがデモランを披露したのち、アンコールとして新井選手と鎌田選手の同時走行も行なわれ、会場を沸かせた。ラリーは1台ずつ走行する競技だけに、2台同時に走っているシーンは貴重なものだ。

同時走行の様子を動画でご覧ください。

コラボブースではアンケートやプレゼントも

また、会場にはゲレンデタクシーとデモラン意外にもスバルと雪にまつわるコラボブースが並んだ。前述の渋川地区観光物産協会以外にも、FM79.5(エフエムナックファイブ)やスバルUSAのアパレル販売コーナー、スキー・スノーボードキャリアでお馴染みのTHULE(スーリー)、ゲレンデタクシーにスタッドレスタイヤを提供するブリヂストンがブースを連ねた。

エフエムNack5の冬のキャンペーン「Winter Aloha」のオフィシャルカーが初日限定で登場。
キャンペーンステッカーを配布していた。
スバルギアブースではアパレルが在庫限りの半額セール。
THULEブースではスキー・スノーボードキャリアとルーフボックスを展示。
ブリヂストンブースでは様々な催しが実施されていた。

またスバルのテントは「SUBARU CAFE」と銘打った休憩スペース。ポッカサッポロのコーヒー・スープの無料サービス、ロッテ・ブラックブラックガムのプレゼント、NIVEAの日焼け止めプレゼントなどが用意された。

SUBARU CAFEの様子。
アンケートに回答するとステッカーがもらえる。
長距離運転のお供、ロッテ・ブラックブラックガムのプレゼント。
360度アクションカメラが当たるInsta360ブース。

セレモニーゲストはぐんまちゃん&中山秀征氏

ゲストの中山秀征氏とぐんまちゃん。ぐんまをアピールする者同士、息もぴったり。ぐんまちゃんはスバルチームレーシングスーツで登場して会場を盛り上げた。

オープニングセレモニーには地元群馬のゆるキャラであるぐんまちゃんと、群馬藤岡市出身のタレントで「ぐんま大使」を務める中山秀征氏がゲストとして登場。群馬愛を語るとともに、自身も体験したゲレンデタクシーでのフォレスターの走破性、ドライバーを務めた新井選手のテクニックに感嘆していた。

中山秀征氏は、新井選手のドライブするフォレスターでゲレンデを下って登場。スバルAWDの走破性と新井選手のテクニックを語った。

また、2026年はスバルがSAJ(公益財団法人 全日本スキー連盟)のサポートを始めてから50周年の節目の年。大々的なイベント2025のゲレンデタクシーで行なわれたが、今回はSAJ会長の長野オリンピック金メダリスト・原田雅彦氏と、2026年ミラノオリンピックに出場する高梨沙羅選手のデザインによるラッピングフォレスターが披露された。

女子スキージャンプの髙梨沙羅選手とSAJの原田雅彦会長がデザインしたラッピングフォレスターも登場。

残念がら原田会長と高梨選手はすでにミラノにおりゲレンデタクシーに来ることは叶わなかったが、ラッピングのデザインについてコメントが寄せられた。

オープニングセレモニーのぐんまちゃんを動画で見る。

2月7日(土)・8日(日)にも開催!

ゲレンデタクシーは前半後半の2回開催。すでに1月31日・2月1日は終了してしまったが、2月7日・8日も開催予定となっている。ゲレンデをクルマで走行するという滅多にない機会だけに、ぜひスバルのAWD性能とプロドライバーの走りを体験してほしい。

プロドライバーによる迫力ある走り。