ベントレーは現在、ベンテイガより小型のSUVを開発中だが、その量産型デザインを、提携するNikita Chuicko氏が制作した。

これはベントレーブランドにとって2番目のSUVとなり、ベンテイガの下位モデルに位置付けられる小型モデルだ。開発当初、EVとしてのみ販売される計画だったが、EV市場の冷え込みから、他高級ブランド同様に内燃機関モデルも併売するのでは、と噂されている。

ベントレー 新型コンパクトSUV プロトタイプ スパイショット

フィンランドで捉えた最新プロトタイプは、生産型ドアが剥がされ、カモフラージュが洗練されたファンキーな新しいラップにまとめられたことで、シルエットはよりすっきりとしている。また、ヘッドライトは、ベントレーが私たちの目を欺くために使用した、偽の円形デカールではなく、本物のライトユニットが確認できる。

ベントレー 新型コンパクトSUV プロトタイプ スパイショット

最新情報とプロトタイプをベースに制作されたCGは、フロントから見ると、ベンテイガを含むベントレーの既存モデルとは一線を画すグリルデザインを採用している。ヘッドライトデザインは、ベントレーの高級モデルの一つである「マリナー バトゥールから流用される可能性も示唆されている。このデザインは、SNSでは、多くのベントレー愛好者の間で物議醸しているようだ。

サイドのシルエットは、ベンテイガのスタイルから大きく逸脱することはない。お馴染みのクリース(キャラクターライン)がドアからリアクォーターパネルまで続き、ベントレーらしいフォルムを醸し出している。

ベントレー 新型コンパクトSUV 予想CG

リヤセクションも非常に興味深いデザインとなっている。ベンテイガよりも明らかに低く、特徴的なLEDテールライトが左右に備わっている。確かに、現行コンチネンタルGTの彫刻的な美しさには及ばないとしても、SUVセグメント全体と比較すれば、ビジュアル面では引けを取らないデザインと言えるだろう。

ベントレー 新型コンパクトSUV 予想CG

カメラが捉えたインテリアスパイショットでは、お馴染みのVWグループの技術とベントレーの象徴である高級素材を融合させている。ポルシェのフローディスプレイに似た、大きく湾曲したOLEDディスプレイがダッシュボードの中央に配置され、その両脇にはアウディQ3のマルチファンクションレバーなど、お馴染みのコンポーネントが配置されている。開発初期段階にもかかわらず、キャビンは上質なレザー、磨き上げられたメタル、そして幾重にも重なるカラーパレットで仕上げられている。

ベントレー 新型コンパクトSUV プロトタイプ スパイショット

デザイン以外にも、この新型SUVは最近発売されたポルシェ・カイエン・エレクトリックと多くのパーツを共有する可能性が高いだろう。おそらく、113kWhバッテリーと800ボルトの電気系統が含まれる可能性が高いとみられている。ポルシェの上位モデルでは最大1139psを発揮するが、ベントレーがこのフル出力を採用するかどうかはまだ分からない。

ベントレー 新型コンパクトSUV プロトタイプ スパイショット

ベントレーのティザーによると、このSUVはわずか7分で約100マイル(約160km)の航続距離を延長できるとのことだ。出力は、近日発売予定のカイエンS EVに合わせて604ps程度から始まると予想されるが、上位グレードではさらに高い出力が提供される可能性が高いと見られている。

一方、ガソリン搭載モデルが併売される場合、3.0L V型6気筒ターボ+電気モーターのハイブリットが予想される。また、グリル及びその周辺のデザインもBEVモデルとは差別化されるだろう。