アルヴェルに履かせるホイールはクレンツェ。その想いはずっと変わらない

昨年末、40ヴェルファイアから40アルファードへと乗り換えたオーナー。新たな愛車のボディカラーは「プレシャスレオブロンド」。周囲ではあまり見かけない個性的な色味に惹かれ、あえてこのカラーをセレクトしたという。

しかし、クルマ選びと同じくらい、いやそれ以上に早く決まっていたものがあった。それが足元を飾るホイールだ。納車の目処が立った段階で、すでに発注していたのがウェッズのクレンツェ・バズレイアID。アルファードの納車を待つかのように、準備は着々と進められていた。

実はオーナー、以前乗っていた40ヴェルファイアでもクレンツェを愛用していた。装着していたのはクレンツェ・シュリットの20インチ。高級感あるブランドイメージとデザインの完成度に惚れ込み、アルヴェルに履くホイールとして自然と第一候補に挙がったブランドだった。

「アルファードやヴェルファイアって高級ミニバンじゃないですか。だから足元も、それに見合うクオリティのホイールを履かせたいんです」

そう語るオーナーにとって、クレンツェはまさに理想的な存在だった。高級感と存在感を両立しながら、車格に負けない雰囲気を作り出してくれるブランド。それがクレンツェというわけだ。

そして今回選んだモデルが、ディッシュデザインのバズレイアID。往年の名作として知られるバズレイアの系譜を受け継ぐモデルでもあり、その存在は以前から知っていたという。

「アルファードみたいなボディの大きいクルマには、ディッシュデザインがすごく似合うと思うんです。迫力も出るし、バランスもいい」

近年はメッシュやスポーク系のデザインも人気だが、堂々としたディッシュスタイルが放つ重厚感はやはり特別。バズレイアIDがラインアップされていることを知り、今回のホイール選びは比較的スムーズに決まったという。

サイズは21インチをセレクト。以前の20インチも気に入っていたものの、40アルファードのボディサイズを考えると、もう一回り大きくてもいいと感じたからだ。細かなオフセットについては自分自身で計算しつつ、アルヴェルに乗る友人からのアドバイスも参考にして決定した。

TOYOTA・アルファード(Z・令和7年式)

ディスクカラーはブリリアントシルバー/ポリッシュ。クレンツェの定番であるハイパークロームも検討したが、今回はより落ち着いた大人の雰囲気を重視した。

「ハイパークロームもすごくカッコいいんですが、ちょっと派手かなと。純正のメッキとの相性は良さそうだったんですけど、今回はシルバーで上品にまとめました」

その一方で、ピアスボルトにはオプションのゴールドを選択。深リムと組み合わさることで、高級感と存在感をしっかりと主張するアクセントになっている。

また、リム形状はリバースリムを選択。クレンツェではノーマルリムとリバースリムが選べるが、今回はディスクの存在感と深リムの迫力を最大限に引き出すことを重視した。

足まわりはACCのエアサス「オンザグラウンド」をベースに、Tディメンドの調整式アッパーアームやイージープロ、ジェーラインのスタビリンクやキャンバーボルトを組み合わせる本格仕様。オフセット、キャンバー、車高のバランスを細かく調整しながら理想のシルエットを追い込んでいった。

なかでもこだわったのがリアの深リム。インセットは+5とし、実現したリム深度は95mm。3桁となる100mm超えも頭をよぎったが、その場合はさらにキャンバー角を増やす必要があった。

「キャンバーを付けすぎると、ちょっとやんちゃな印象になってしまうんですよね。自分としては深リムと低さのバランスを大事にしたかった」

その結果としてたどり着いたのが、この95mmという絶妙な数値。深リムの迫力を確保しつつ、大人っぽいシルエットを崩さないセッティングだ。

完成した40アルファードは、プレシャスレオブロンドの上品なボディカラーに、クレンツェのディッシュホイールが見事に調和した一台。ホイールだけが主張しすぎることもなく、それでいて足元の存在感は圧倒的だ。

ちなみに以前履いていたシュリットは洗車がなかなか大変だったそうだが、バズレイアIDに変えてからはその悩みも解消。

「洗車がすごく楽になりました(笑)」

そんな実用面まで含めて満足度の高い今回のカスタム。アルファードの足元を任せるホイールとして、やはりクレンツェは特別な存在なのだ。

フロントのホイールサイズは9.5J、インセット+17。キャンバーボルトを使い、程よくタイヤ&ホイールを斜めにしてフェンダーとホイールリムの干渉を回避している。ホイールのリム深度は82mm。
リアのホイールサイズは9.5J、インセット+5。ローダウンした際、スタビライザーの動作を最適化するジェーラインのスタビリンクを投入することで、走行時の安定性を高めている。

ピアスボルトのカラー変更など、細部へのこだわりも!

標準仕様はクロームとなるピアスボルト。オプション設定となるゴールドピアスに変更することで足元の高級感、アイキャッチ効果を高めている。
ディスク天面のポリッシュを側面のシルバーが引き立てる、ブリリアントシルバー/ポリッシュ。クローム系とは一味違った質感、輝きを放つ。
バズレイアIDの特徴でもある大きなクレンツェロゴ。バズレイアの初期モデルよりも大きくなっており、ブランド愛を強くアピールできる。
重厚なディッシュディスクと、ひねりを効かせたショートスポークがバランスよく調和されたバズレイアID。アルファードのサイズ感に負けない迫力を足元から打ち出す。
前後スポイラー、サイドステップはモデリスタ。装着された状態で納車されるよう、新車注文時にディーラーでオーダーした。

【TOYOTA・アルファード(Z・令和7年式・AGH40)】
ホイール:ウェッズ・クレンツェ バズレイアID(21×F9.5J+17,R9.5J+5)
タイヤ:(245/35-21)
サスペンション:エアサス=ACC オンザグラウンド
足回り:調整式アッパーアーム/イージープロ=Tディメンド、スタビリンク/キャンバーボルト=ジェーライン
エアロ:F/S/R=モデリスタ

OWNER/小松義史さん

趣味は愛車のカスタム、そして一眼レフカメラでの愛車撮影

写真は昨年12月の乗り換えまで乗っていた40ヴェルファイア。装着していたクレンツェシュリットは20インチ。エアサスを含めたサスペンションパーツは、現在乗っている40アルファードへ移設されている。ちなみにオーナーである小松さんの趣味は愛車のカスタム、そして写真撮影。この写真はオーナーご自身で撮ったもの。かなりの腕前です。

PHOTO:高原義卓