2026年4月のミニバン販売台数トップ10

【2026年4月】ミニバン販売台数で1位に輝いた、トヨタ・ルーミー
順位メーカー・モデル販売台数前年比
1位トヨタ・ルーミー12,192台208.4%
2位トヨタ・シエンタ10,172台122.6%
3位トヨタ・ヴォクシー9,918台155%
4位トヨタ・アルファード8,318台130.4%
5位トヨタ・ノア8,265台128%
6位ホンダ・フリード7,900台102.5%
7位ホンダ・ステップワゴン5,666台227.7%
8位スズキ・ソリオ4,634台120.2%
9位日産・セレナ3,590台78.6%
10位三菱・デリカD:53,308台180.9%

ルーミーがシエンタを上回り首位に

2026年4月のミニバン系モデルで首位となったのは、トヨタ・ルーミーである。販売台数は12,192台、前年比は208.4%と大きく伸びた。

ルーミーは、スライドドアや背の高い室内空間を備え、ファミリー用途にも使いやすい。街中で扱いやすいサイズ感と、乗り降りのしやすさを両立している点が強みである。

一方、2位のシエンタも10,172台を販売し、前年比122.6%と前年同月を上回っている。シエンタは3列シートを備えたコンパクトミニバンとして、送迎や買い物、家族での移動に使いやすいモデルだ。4月はルーミーに首位を譲ったものの、販売台数そのものは高水準を維持している。

1位のルーミー、2位のシエンタに続き、3位にはヴォクシー、4位にはアルファード、5位にはノアが入っている。

ヴォクシーは9,918台、前年比155.0%と大きく伸びた。ノアも8,265台、前年比128.0%となっており、ミドルサイズミニバンとして安定した需要を見せている。両車は広い室内空間や使い勝手のよさを重視するファミリー層に選ばれやすいモデルである。

4位のアルファードは8,318台、前年比130.4%となった。高級ミニバンとしてのブランド力が高く、快適性や上質感を求める層からの需要が続いている。コンパクト系、ミドルサイズ、高級ミニバンまで幅広く上位を占めたことから、ミニバン系市場におけるトヨタの存在感は非常に大きい。

ホンダ勢では、フリードが6位に入った。販売台数は7,900台、前年比は102.5%で、前年同月をわずかに上回っている。フリードはコンパクトなサイズ感と室内の使い勝手を両立したモデルであり、シエンタと同じく、日常使いしやすいコンパクトミニバンとして一定の支持を集めている。

7位にはステップワゴンがランクイン。販売台数は5,666台、前年比は227.7%と、トップ10のなかでも特に大きな伸びを記録している。ヴォクシーやノアと競合するミドルサイズミニバンとして、広い室内空間やファミリー用途での使いやすさを重視するユーザーに選ばれているとみられる。

フリードがコンパクトミニバン、ステップワゴンがミドルサイズミニバンとしてランクインしており、ホンダも複数のカテゴリーで存在感を示した。

8位には、4,634台を販売し前年比120.2%を記録したスズキ・ソリオが入った。スライドドアや広い室内空間を備え、日常使いのしやすさを重視するユーザーから支持されている。

9位は日産・セレナで、販売台数は3,590台、前年比は78.6%となった。今回のトップ10のなかでは前年同月を下回っており、トヨタやホンダの上位モデルと比べるとやや伸び悩む結果となっている。

10位には三菱・デリカD:5が入った。販売台数は3,308台、前年比は180.9%と大きく伸びている。デリカD:5は、ミニバンの実用性に加えてSUV的な力強さやアウトドア志向を備えたモデルであり、一般的なファミリーミニバンとは異なる独自の需要を持つモデルである。

2026年4月のミニバン系市場は用途の多様化が進む

2026年4月のミニバン販売ランキングでは、コンパクト系からミドルサイズ、高級ミニバン、アウトドア志向のモデルまで、幅広い車種がトップ10に入った。単に室内が広いだけでなく、扱いやすさ、乗り降りのしやすさ、快適性、趣味性など、ユーザーが重視するポイントは多様化している。

ルーミーがシエンタを上回ったことからも、3列シートの有無だけでなく、街中での使いやすさやスライドドアの利便性が販売に影響していることがうかがえる。一方で、アルファードやデリカD:5のように、上質感や個性を備えたモデルも上位に入っており、ミニバン系市場の幅広さが表れた。

2026年4月の結果は、ミニバン系モデルがファミリー向けの実用車にとどまらず、日常使い、快適な移動、趣味の用途まで含めて選ばれる存在になっていることを示している。今後も、各モデルがどのような用途や価値で支持を集めるのかに注目したい。