次期型はボクシーで、力強いクロカン風デザインに
ダイハツは現在、かつて販売した「ラガー」復活プロジェクトを進めていると見られているが、その発売時期がみえてきた。

初代ラガーは、1984年「タフト」後継モデルとして誕生。ラダーフレームを採用する本格オフローダーとして人気を博したが、惜しまれつつも1997年に生産終了となった。

ラガー後継モデルは、当初2024年にも発売が噂されていたが、2023年4月に、内部通報によって日本国内向け及び海外向けの車両で衝突試験や排出ガスや燃費の不正が発覚した「ダイハツ工業認証試験不正問題」により、開発がストップしていた。
しかし、いよいよ開発が加速、2027年秋にもその車名が復活する可能性が高まっている。
後継モデル最大の注目はラダーフレームではなく、ボディ構造全体の剛性を強化し、軽量化が図られたブランド独自の「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用することだ。また、人気の高い5ドア「ジムニー ノマド」に対向すべく、5ドアの可能性が高いようだ。
ボディサイズは、全長3395mm、全幅1475mm、ホイールベース2580mmとタフトと同サイズだが、全高が1730mmとなる他、最低地上高も200mm(タフト+10mm)と予想、悪路走破性も向上しそうだ。
パワートレーンは、最高出力54psを発揮する、自然吸気660cc 直列3気筒エンジン、最高出力64psを発揮する660cc 直列3気筒ターボエンジンをラインアップ。トランスミッションはタント同様に刷新された「D-CVT」を採用する。
新世代「D-CVT」は、伝達効率を約8%向上、変速比幅を従来の5.3から7.3まで拡大することで、パワフルな加速と高速域での低燃費、及び静粛性を高めてくれる。
しかし、ハイライトは、エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動する“電動車寄り”のハイブリッド「e-SMART HYBRID(イースマート・ハイブリッド)の採用だろう。確定情報ではないが、関係者の話からも搭載する可能性はあるようだ。
もし実現すれば20km/L以上の燃費となり、ライバル「ジムニー」への最大のアドバンテージとなることは間違いない。
キャビン内は9インチディスプレイを搭載、スマホと連動し、Apple CarPlayに対応。また、クルマとスマホを繋ぎ、「繋がるあんしん」と「快適・便利」を提供する「ダイハツコネクト」も搭載する。
完成した予想CGは、ボクシーで、力強いクロカン風デザインを予想している。シンプルなデザインながら、フロント、サイドは直線基調のクロカンらしい力強さを強調、ヘッドライトデザインは、3連LEDを挟むように上下にLEDデイタイムランニングライトを配置、アンダーガードやサイドステップも装備している。
ラガー新型のワールドプレミアは、2027年秋と予想され、価格は170万円から230万円とタフトより高く設定されそうだが、ジムニー、ジムニーノマドより低価格を実現してくれそうだ。