転倒しても起き上がる設計！　車体を傾けての3輪コーナリングを実現したタミヤの電動RCスリーター【東京モーターサイクルショー2025】

①1/8 トリプルホイール ダンシングライダー（組立キット／未塗装）（T3-01シャーシ）……1万2980円（税込）

②1/8 トリプルホイール ダンシングライダー （完成モデル／下記のシルバーに塗装済み）　※ファインスペック2.4Gプロポセット（TRE-01付き）……2万3980円（税込）

新感覚！　車体を傾けての3輪コーナリングに注目

前輪1輪・後輪2輪の3輪バイク（スリーター）を再現した電動RCモデル。最大の特徴はホンダ・ジャイロ系など、本物のスリーターと同じく、車体を傾けてコーナリングすること。操縦席をバンクさせながら曲がるフォルムは、非常にユニークでスリリング。

ヘルメットを被ったライダーを採用したボディ（外装）は、軽くて丈夫なポリカーボネートを採用。単3形アルカリ電池4本で走行でき、充電式のLF1100バッテリーも使用可能だ。

自力で起き上がる機能を搭載した3輪シャーシ「T3-01」を採用

新感覚の走りを生み出すのは3輪シャーシ「T3-01」は、RCメカやバッテリーを搭載したフロントセクション。モーターとギヤボックスを一体化したリアセクションで構成され、前後のセクションを回転するロール軸で連結。またフロントセクションに搭載したサーボの動きをリンクで伝え、リアセクションを動かす反作用で、フロントセクションを左右に傾ける動きを生み出すのが特徴。

転倒時に自力で起き上がる注目の機構は、コーナリング用サーボに取り付けられた「サポートアーム」がポイント。転倒した時、サーボの動きと連動したサポートアームが動くことで、車体の重心位置が変わり、車体が立ち上がるしくみ。

転倒時の操作は、倒れた方向に送信機のステアリングホイールを目一杯に回すだけ。四輪車にはない素早く立ち上がるその動きは、独特のコーナリングと同様に刺激的で楽しめるはず。

前後サスペンションはフロントがバイクならではの形状と機能を持たせたテレスコピックタイプ。リアはコンパクトなレイアウトの中にサスペンションとダンパー機能を盛り込んだ「カムスライド・サスペンション」を装備。リアのアクスルには旋回性を高める「プラネタリーデフ」を内蔵しており、狭い室内でも軽快な走を実現。

基本スペック

●全長260mm×全幅135mm×全高175mm
●ホイールベース=196mm
●タイヤ幅／径=フロント21/61mm、リヤ25/59mm
●リヤトレッド=91mm
●フレーム=モノコックタイプ
●駆動方式=後輪駆動
●デフギヤ=プラネタリータイプ
●サスペンション=フロント：テレスコピックタイプ、リア：カムスライドタイプ
●ギヤ比=10.7:1
●370タイプモーター付き
●スピードコントローラー=ESC仕様

商品のメーカー公式WEBサイト　https://www.tamiya.com/japan/products/57405/index.html