JAPAN MOBILITY SHOW 2023の参加企業は過去最多の475社！ 自動車業界の枠を超えたさまざまな「シンボルコンテンツ」の詳細も明らかに

10月26日から11月5日にかけて東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2023（旧：東京モーターショー）。その主催者である日本自動車工業会は10月4日にオンライン会見を実施し、今年のコンテンツについて発表した。

東京モーターショーからジャパンモビリティショーに生まれ変わったことで、このイベントでは自動車業界のみならず、他の産業やスタートアップ企業などが参加。その数は475社となり、前回開催の東京モーターショー2019における192社を大きく上回り、過去最高の数となった。

シンボルコンテンツが盛りだくさん

日本自動車工業会はこの日、主催者プログラムである「シンボルコンテンツ」の詳細をアナウンス。

Tokyo Future Tour

Tokyo Future Tour（東京フューチャーツアー）は自動車業界以外の企業も含む177社とともに、誰も見たことのないモビリティやワクワクする技術で「モビリティが実現する、明るく楽しくワクワクする未来」をプレゼンテーションするもの。LIFE、EMERGENCY、PLAY、FOODと4つの切り口から、“モビリティが変える未来”をショー仕立てで感じられるものになっている。

また、EMERGENCY & MOBILITYエリアでは、11月3日に全国ロードショーを予定している映画『ゴジラ-1.0（マイナスワン）』とコラボ。有事の際におけるモビリティが活躍する未来にも目を向けている。

Startup Future Factory

スタートアップ企業と大企業の出会いの場であるStartup Future Factoryでは、11月4日にPitch Contest & Awardを開催。様々な業界やフェーズにある15社が登場し、スタートアップに精通した有識者らによる厳正な審査のもと、アワードが決定される。
また、防災や少子高齢化、環境・カーボン・オフセットなどのテーマに沿って、モビリティ関連企業とスタートアップ企業を引き合わせるビジネスマッチングイベントも、会期中5回にわたって実施される。

Japan Future Session

日本の未来について討論するJapan Future Sessionは日替わりで実施される。これは「モビリティと未来」を軸として、サステナビリティやAI、モータースポーツやおもちゃなどの、硬軟織り交ぜた幅広いテーマを設ける。トークセッションの最新情報は公式ページで公開されている。

H₂ Energy Festival

ジャパンモビリティショー2023では、東京モーターショー時代も含めて初めて、有料エンタメエリアを解説する。新たなエネルギーとして注目を集める水素を用いた特設ステージにおいて、アーティストのライブパフォーマンスはもちろん、お笑い芸人による“モビリティ”と“お笑い”を掛け合わせたコンテンツも披露される。こちらのプログラムも最新情報が公式ページにて公開されている。

Out of KidZania in JMS 2023

前回の東京モーターショー2019から引き続き、ジャパンモビリティショー2023でも子供向け職業体験型施設であるキッザニアとのコラボが実現。今回開催される『Out of KidZania in JMS 2023』では、カーモデラーやメカニックなど、モビリティに関わる11種の職業体験プログラムが小学生向けに提供される。
予約は10月5日に開始されているが、未就学児（3歳以上）が参加費無料、予約不要で楽しめる「未就学児コーナー」も設置される。

他にも見どころ多し

グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしー（橋本陽）がプロデュースする会場グルメ「グルメキングダム」も今年パワーアップしており、過去最多の全45店舗の出店が決定。「Japan Meat Show」を始めとする4つのエリアで、普段では味わうことができないような食体験が一度に楽しめる。

モータースポーツエリアは今回初めて設けられる。屋内エリアでは様々な競技車両がディスプレイされるほか、e-Motorsportsの全日本大会の決勝やトークショーなどを開催。一方の屋外ではデモランのほか、タイヤ交換のデモンストレーションも実施され、モータースポーツの魅力を味わうことができる。

日本RV協会との連携したキャンピングカーエリアを開設したり、日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）のガイドツアーも引き続き実施するなど、上記以外にも主催者プログラムはまだまだある。詳細はジャパンモビリティショー公式ページにてチェックされたし。

ジャパンモビリティショー2023のチケットはすでに発売中。Out of KidZania in JMS2023の予約やAJAJガイドツアーのチケットの販売も開始されている。チケットはオンライン販売のみとなっており、会場での取り扱がないので注意が必要だ。

■JAPAN MOBILITY SHOW 2023 開催概要
会期：2023年10月26日(木)～11月5日(日)
会場：東京ビッグサイト
開場日時：
特別招待日、 障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日：10月27日（金）9時00分～18時00分
プレビューデー：10月27日（金）12時30分～18時00分
一般公開日：10月28日（土）、10月30日（月）～11月4日（土）9時00分～19時00分
　　10月29日（日）、11月5日（日）9時00分～18時00分
入場料：
障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日 無料 (事前登録制)
プレビューデー 4,000円 (限定20,000枚/小学生無料：保護者同伴)
一般公開日
当日3,000円
前売 / 20名以上の団体　2,700円
アーリーエントリー 3,500円 (限定5,000枚/日・小学生無料：保護者同伴)
アフター4 1,500 円 (日曜日を除く 16:00以降)
高校生以下無料
障がい者手帳をお持ちの方 (要手帳提示)、 本人及び付添者1名 (車いす利用者の場合2名まで)無料


■JAPAN MOBILITY SHOW 2023公式サイト
https://www.japan-mobility-show.com/

■チケット情報ページ
https://www.japan-mobility-show.com/ticket/

■参加企業一覧
https://www.japan-mobility-show.com/outline/exhibitors_list.html