タイトなコクピットでも妥協しない

ND型ロードスターにオススメのBRIDEシートを選ぶ

コンパクトなスポーツカーに乗るオーナーにとって、「どのシートを選ぶか」は悩ましい問題のひとつ。とくにロードスターのようなタイトなコクピットを持つ車両では、装着できるシートが物理的に限られてくる。

今回は、豊富なラインアップと高い品質で知られる**BRIDE(ブリッド)**にお邪魔し、ND型ロードスターを例に“狭い室内でもしっかりフィットするスポーツシート選び”について話を聞いた。

NDロードスターにおすすめのモデルは?

話を伺ったのは、開発を担当する大田さん。彼によれば、NDユーザーに特に人気があるのは以下のモデルだ。

  • ゼロVS(ZERO VS):コンパクトなヘッドガード付き
  • ジータⅣ(ZETA IV):定番フルバケの最新版
  • ジーグⅣ(ZIEG IV):ディープホールドな“猫背”形状
  • エアー(A.i.R):2シーター専用モデルで快適性重視

どれもBRIDEが培ってきたレーシングシートのノウハウが注ぎ込まれており、安全性・快適性・装着性に優れる製品たちだ。

ZERO VS

コンパクトなヘッドガードを備えた新世代フルバケット

「ゼロVS」(13万2000円~20万1300円)は、FIA競技で義務化・推奨されているヘッドガード付きフルバケットシート。中でも最もコンパクトなヘッドガードを採用しており、NDのような車内スペースの限られた車両にも装着可能だ。

シェル形状や素材にこだわり、正確な操作を可能にする高いホールド性と快適性を両立。競技志向のユーザーにおすすめの一脚だ。

ZETA IV

BRIDEの定番モデルが進化!

「ジータⅣ」(12万8700円~19万8000円)は、日本人の体格に合わせて開発されたスタンダードなフルバケット。アラミド補強によるシェル剛性の向上や、モールドウレタンの採用で耐久性とホールド性が進化している。

ショルダー幅を従来よりも絞り込むことで、より多くの車種に装着可能に。もちろん保安基準適合で、ストリートでも安心して使える。

ジータ4の基本性能はそのまま、先代モデルを彷彿とさせる小径ベルトホールや表皮カバーに施されたグレーのダブルステッチの採用などによってどこか懐かしいデザインとなっているジータ4クラシック。ヘッドレストに刺繍されたゴールドのロゴもオシャレだ。

サーキット走行などの強い横Gに対してもドライバーをより深く包み込むジーグ4(14万4100円~21万2300円)。ブリッド独自の“猫背”ラインによるディープホールド形状がもたらす高いホールド性は極限の戦いを繰り広げているプロドライバーの中にも熱狂的なファンが存在する。

また “猫背”ラインを実現するためバックレストはラウンド形状となっているために、同時にアイポイントも低くなるのがジーグ4の特徴。高剛性を誇るシェルはスポーツ走行での強い味方となり、座部腿部のクッションにモールドウレタンを採用することで快適性や耐久性も確保されている。

ブリッドのラインアップ中でもひときわ個性的なデザインとなっているのがエアー(14万9600円)。2シーター専用モデルとして開発が行われ、卵形の座面とやや寝た猫背型の背面形状にローマックスシステムを組み合わせることにより十分なヘッドクリアランスを確保。従来のフルバケットではなしえなかったゆったり感を実現させている。

ヒップサイド部分のシェルにはセミモノコック構造を採用して高剛性も実現。ベルトホールには空力を考慮したデザインを採用した。

そして、これらすべてのシートはブリッドが誇る専用シートレールと組み合わせた座席状態で強度試験を実施しており、保安基準に適合しているのでストリートでも安心して使うことができる。加えてドライビングポジションにも徹底的にこだわって、自然でスムーズなシフトやペダル操作が可能となっているのも見逃せないポイントだろう。

ブリッドの製品は公式オンライショップや全国のマイスターショップで購入することができるが、最近では東京都江東区新木場にグランドオープンした「A PIT パフォーマンスファクトリー」にも注目したいところ。ショールーム内には常時50脚以上のラインナップがディスプレイされており、お目当てのモデルを目の前にしながらシート選びを楽しむことが可能という、夢のようなスペースとなっているのだ。

●問い合わせ:ブリッド TEL:052-668-2611

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ブリッド
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