「サステナブル・ブランド国際会議」は、世界各地で開催され、グローバルで活躍するサステナビリティのリーダーが集うコミュニティ・イベントである。持続可能性を議論し、ネットワークを広げる場として最も長い歴史を持つ会議のひとつとされている。今回、東京で開催される「SB 2025 Tokyo」では、サステナビリティやブランディング、イノベーション/R&D(研究開発)のリーダー、さまざまな分野の先駆者や先進的な組織が一堂に会し、未来へ確実に備えるためのプレゼンテーションやディスカッションなどが行われる。
ヤマハ発動機は、会期中のブース展示に加え、3月19日には同社のサステナビリティ活動を主導する執行役員 経営戦略本部長 青田元(あおたはじめ)氏が、Plenary(全体会議)にて「ヤマハ発動機の歴史と未来をつなぐサステナビリティの旅」と題したスピーチを行うほか、ランチセッションや他社とのパネルトークなども予定されている。ブース展示では、ヤマハ発動機の製品第1号であるモーターサイクル「YA-1」、グローバル化の原動力ともいえる船外機「P-3」の実物展示、そして株式会社ヘラルボニーのアーティストによりドレスアップされた電動車いすの試乗体験展示が行われる。本イベントを通して、これまでヤマハ発動機がどのように人の幸せに貢献してきたのか、また、これからどのように人の幸せに貢献したいのかが発信される。

サステナビリティへの取り組みを推進することは「ART for Human Possibilities ~人はもっと幸せになれる~」というヤマハ発動機の長期ビジョンを実現する重要な要素とされている。ヤマハ発動機は、企業目的である「感動創造企業」を目指した事業活動を通じて、社会の持続可能な発展に貢献することが、同社に期待されているサステナビリティだと考えている。そのサステナビリティの旅の中で、同社が目指す未来を実現するには、ヤマハ発動機単独ではなく、こうした思いに共感いただける会社や団体と共に取り組みを進めることも必要と考えている。今回の「SB25 Tokyo」への参加を通じて、ヤマハ発動機のサステナビリティの取り組みや課題、未来へのビジョンを他の参加者の方々と共有することで、人がもっと幸せになれる社会や環境への貢献が目指される。
