ペルフォルマンテと同様の調整可能なルーフマウントスポイラーを装着

ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテ 開発車両 スパイショット

ランボルギーニは2022年、オリジナルの「ウルス」を、「ウルスS」とよりアグレッシブなスタイルの「ウルス・ペルフォルマンテ」というふたつのモデルに置き換えた。そしてほぼ1年前の2024年4月、同社はウルスをフェイスリフトし、ハイブリッドパワートレインを搭載して、「ウルスSE」を発売した。それに伴って消滅したペルフォルマンテだが、どうやらランボルギーニでは、ペルフォルマンテにインスパイアされた超高性能バージョンを計画しているようなのだ。

ランボルギーニ ウルス ペルフォルマンテ 開発車両 スパイショット

ウルス SEと一緒にスパイされたこの新型車は、ヘッドライトにウルスSEと同様のLEDデイタイムランニングライトが見てとれる。しかし、再設計されたラジエーターグリル、通気口、バンパーをはじめ、いくつかのスタイル上の違いが見られる。また、下部スポイラーはより頑丈になり、フロント吸気グリルは狭く設計されているようだ。

側面ではサイドスカートを修正、現行型のリヤセクションでは、テールライトの間にメッシュグリルがあり、その上に小さなダックテールスポイラーが取り付けられているが、プロトタイプではそれらは見当たらない。しかし、最終デザインはカモフラージュがもう少し取れるまで判断できないだろう。

リヤエンドのもう少し下を見ると、ディフューザーパネルが高くなり、テールパイプの上部の領域をより多く占めるようになっている。これにより幅広さの印象が強調され、より焦点が絞られたモデルであることが示される。しかし、最も明白な手がかりは、調整可能なルーフマウントスポイラーだろう。これは製造を終了したウルス・ペルフォルマンテのものと見た目がまったく同じだということが、パフォーマンスモデルであるという最大の証拠かもしれない。

ウルスは今後もランボルギーニのラインナップの定番であり続けると予想され、ランボルギーニが再び、ニュル最速SUVを争うポルシェとアウディの中に戻りたいと思っている可能性があるのかもしれない。

このパフォーマンスモデルの名称や詳細など分かり次第、お伝えするが、日本導入も有力視されており、その場合、日本価格はSEを上回る3500万円程度からが予想される。