2014年 跳(HAZUMI

デミオの元になった跳(HAZUMI)
当時、アルファロメオMiToよりカッコイイ、と話題になった。

量産車がデビューする前にまず2014年春のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたのは、「次世代コンパクトカーのコンセプトモデル、マツダ跳(HAZUMI)」だった。衝撃的なカッコ良さで、話題をさらったのだ。

2014年 DEMIO

グリルの赤いラインは、ディーゼル(SKYACTIV-D1.5)搭載車の証だった。
ボディサイズは全長×全幅×全高:4060mm×1695mm×1500mm ホイールベース2570mmとコンパクトだ。
まだルーフ上のアンテナがシャークフィンタイプではなかった。

デミオの最初のモデルはこういうデザインだった。今見ても、新鮮でHAZUMIのテイストをうまく活かしていた。

2014年11月にはタイ国際モーターエキスポで「MAZDA2 セダン」も世界初公開されている。

2016年 DEMIO

マツダは、毎年のように商品改良でクルマを磨いていくメーカーだ。2016年、デミオは内装のデザインを大きく変更している。エクステリアデザインは、フロントグリルガーニッシュを、13S Touring」、「13S Touring L Package」はピアノブラック塗装、「XD」、「XD Touring」、「XD Touring L Package」はグレーメタリック塗装に変更している。

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ここでアンテナがシャークフィンタイプに変更された。

2019年 MAZDA2

2019年、マツダはデミオを、マツダブランドを鮮明化すべく、MAZDA2への車名変更した。大きなデザイン変更はなく、ポリメタルグレーメタリックなど新色の投入を行なっている。

グリルのデザインが一気に変わった。緻密で上質なデザインになった。

2021年 MAZDA2

MAZDA2は2021年6月に商品改良を受けた。ここでも、新色が投入されている。

2023年 MAZDA2

そして、2023年、マツダはMAZDA2に再び大幅な改良を加えてきた。フロントデザインは「若年層ユーザーの象徴ともいえるZ世代の自己主張を受け入れる商品企画」の結果だという。

「MAZDA2」が大幅改良!マツダ魂動デザインのエントリーモデル、Z世代に向けてスタイリングの若返りを実施!フロントマスクを大幅刷新

OEMの軽自動車を除くと、マツダのエントリーモデルといえるのは「MAZDA2」、ガソリン&ディーゼルエンジンを用意するのもコンパクトクラスでは貴重な存在だ。現モデルが誕生したのは2019年だが、ご存知のように現行型はデミオという名前で2014年から販売されていた。様々な進化を遂げてきているが、コンパクトカーとしては長寿の部類。そして、2023年の進化は想像以上にドラスティックで劇的だった。 REPORT:山本晋也(YAMAMOTO Shinya) PHOTO:中野幸次(NAKANO Koji)

https://motor-fan.jp/mf/article/114135/
マツダに共通するシグネチャーをグリルのアウトラインで表現しながら、新設したパネルにより親しみやすさを表現する。
15BD
撮影車のボディカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカ(3万3000円の有料色)。
フロントグリルのプレートが印象的な新グレード「BD」
ボディサイズは全長×全幅×全高:4080mm×1695mm×1525mm ホイールベース2570mm