1万5000回のパルス振動が効く!
今回は約2年使用したのちに、オルタネーターの故障で充電を使い切ってしまったバッテリー。一旦は通常の充電器にかけてみたが、ピークの12V台後半から日を追うごとに電圧は低下していたため放置となっていたものだ。放置期間は約1年弱で、テスト直前には電圧は5.6Vまで落ちてしまっていた。
このバッテリーに秒間1万5000回というパルス振動を発生するパルス充電を行なったところ、12.6Vまで復帰。その後、1週間経過しても12V台をキープしていることから、バッテリー内部の電極板は健康な状態を取り戻したと判断できる。

また、MP-330が持つもうひとつの特徴がセルスタート始動モードを搭載すること。100V電源からバッテリーへ充電すると同様に、セルスターターに必要な電力をまかなうことができるのだ。急なバッテリー上がりにも対応できる優れモノなのだ。

バッテリー充電器はどれも同じと考えるのではなく、充電器の性能によって寿命は大きく変わってくるというわけだ。