純正オーディオで音質をアップするデジタルプロセッサー
クルマのオーディオ環境といえばヘッドユニット(オーディオ本体やカーナビ、ディスプレイオーディオなど)にアンプとスピーカー、ウーファーなどの機器を導入したりバージョンアップしたりするのがセオリーだった。
しかし、昨今は本体やスピーカーが交換できないクルマもあったりしてオーディオカスタムが難しくなっているという。

それでも、クルマのオーディオ環境をより良くしたい。好みにカスタマイズしたい。というユーザーをターゲットに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力を追加でき、専用のスマートフォンアプリやWindows PCソフトウェアを使った直感的な操作で理想の音響空間を構築することができるデジタルプロセッサーユニットを2機種を発売する。


いずれもClass Dハイパワーアンプを内蔵するが、ハイグレードモデル「DEQ-7000A」は豊富な入出力端子を備えたハイレゾ音源対応。エントリーモデル「DEQ-2000A」は専用のセッティングデータで手軽に最適な音場を構築することができるのだ。
また、オーディオ関係は配線が難しいというイメージがあるが、この両モデルは別売のスピーカーライン入出力ケーブルを用意しており、純正の配線を加工することなくカプラーオンで装着できるようになっているのだ。


オーディオはノーマルのアルファード(30系)がデモカー

デモカーのアルファードはデジタルプロセッサーユニットDEQ-2000Aを装着している以外、オーディオ本体もスピーカーも全てノーマル。とはいえ、アルファードともなると、ノーマルでも割と良いオーディオ環境が整えられているそうで、DEQ-2000Aの装着だけでどれだけ音が変わるのか気になるところだ。

デモカーではDEQ-2000Aのスイッチをオンオフして同じ楽曲でどれだけ変化するのかを聴き比べた。
ノーマルでも十分な音質にも感じられたが、DEQ-2000Aを入れるとより奥行きのあるさらにハイクオリティなサウンドへと変化した。また、イコライザーで楽曲や好みに合わせた音質に設定できるのも魅力。何より、聞く人の場所に合わせて音を補正して最適な”音場”を作るのはオーディオメーカーならではと言えるだろう。

オーディオカスタムがしたいけど純正オーディオを交換できない。純正オーディオの音質をアップしたい。サウンド設定を幅広く設定したい。そんなユーザーにはこのデジタルサウンドプロセッサー、DEQ-2000A・DEQ-7000Aの導入を検討してみては如何だろうか?


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