フォルクスワーゲン・ブースではID.Buzz、ゴルフ ヴァリアント、パサートを展示
東京アウトドアショー2025の会場で、多くの人が足を止め、目を見張っていたのがフォルクスワーゲン・ブースに出展されていた「ID.Buzz（アイディーバズ）」だ。
6月20日に日本での注文受け付けが開始されたばかりの新型電気自動車（EV）で、その魅力は何と言っても、「ワーゲンバス」の愛称で世界中の人々から親しまれた、フォルクスワーゲン・タイプ2へのオマージュが込められたデザインにある。愛らしく、どこか懐かしさを感じさせる佇まいには、思わずほっこりした気分にさせられてしまう。
ID.Buzzに乗り込むと、そのゆとりある室内空間にも癒される。2列目がキャプテンシートタイプの6人乗りと、2列目がベンチシートタイプの7人乗りが用意されているのだが、7人乗りはホイールベースも250mm長く、より2列目の足元スペースが広々としているのが特徴だ。また室内のアレンジ性も上々で、3列目シートは格納できるだけでなく、取り外しもOK。さらにベンチタイプの2列目シートも格納すれば、最大で2469Lに荷室空間は拡大されるから、たっぷりとアウトドアアイテムを積むことが可能だ。
EVというと気になるのは航続距離だが、ID.Buzzは500km以上の一充電走行距離を実現。140kW〜150kWの急速充電にも対応しているから、ロングドライブでも安心だ。みんなで出かけたくなるようなデザインと、使い勝手のいい実用性を両立した、新時代のミニバンと言える存在がID.Buzzなのである。
フォルクスワーゲン・ブースでは、ID.Buzzの他にもゴルフ ヴァリアントとパサートも展示されている。ゴルフ ヴァリアントはご存知、コンパクトカーのベンチマークであるゴルフのワゴンモデル。ハッチバックモデルに対して荷室スペースが拡大されているだけでなく、ホイールベースも延長されているので、後席乗員の膝まわりスペースにより余裕があるのも特徴だ。荷室は後席背もたれを倒さない通常の状態でも611Lと余裕があり、日常使いから週末のレジャーまで幅広く対応してくれる、まさに実用車の鏡と称したくなる1台なのである。
ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line
ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line
ゴルフ ヴァリアント TDI R-Line
「いや、それでは自分が持っているグッズはそれでは収まり切らない…」というアウトドア上級者なら、ゴルフの兄貴分であるパサートに注目したい。先代まではセダンとワゴンの2タイプが用意されていたが、現行型からはワゴンに一本化。ゴルフよりもふた回り大きなボディを持ち、通常時で690L、後席格納時には1920Lという使い甲斐のあるラゲッジルームが備わる。
パサート eTSI R-Line
パサート eTSI R-Line
パサート eTSI R-Line
デザインや走行性能、積載性や使い勝手とあらゆる面でバランスに優れたフォルクスワーゲンの各モデルは、アウトドアシーンでも頼れる存在だ。
なお、東京アウトドアショー2025のフォルクスワーゲン・ブースでは、アンケートに答えるとオリジナルトートバッグがプレゼントされる。ビートルやワーゲンバス、そしてID.Buzzのイラストがあしらわれている人気アイテムだが、なくなり次第終了となるので、ブースに足を運ぶなら早めが良さそうだ！
■東京アウトドアショー2025 公式Webサイト https://2025.tokyooutdoorshow.jp/
