まるで「ベイビーポルシェ」のようなルックス?

クプラ ラヴァル 市販型プロトタイプ スパイショット

プロトタイプは、かなり偽装も多く、見た目はアーバンレベル・コンセプトとは大きく異っている様子が伺える。

クプラ ラヴァル 市販型プロトタイプ スパイショット

カタルーニャの企業が開発したBセグメントの電気ハッチバックは、電気SUVの「タバスカン」から大きな影響を受けており、クプラ風の下部グリルをモチーフにしたシンプルなフロントバンパーと、冷却性能を高める2つのサイドエアインテークを備えている。ヘッドライトを含むノーズは、カモフラージュとみられますが、まるで「ベイビーポルシェ」のようなルックスだ。また、ホイールハウス周辺に多くのクラッディングが施されている。

ブラックのクラッディングはフロントバンパーの最下部まで伸びており、リアバンパーも完全にブラックだ。バランスパネルには、空力ディフューザーのデザインを模倣した2つのパーツが組み込まれているが、空力効率は電気自動車の航続距離を最大化する鍵となるため、これらのパーツは機能的である可能性があるだろう。

足回りには、プラスチック製ホイールカバーの中央部分を隠しているホイールセンサーも確認できる。

残念ながら、クプラはラヴァルにデュアルモーターパワートレインが搭載されるかどうかをまだ発表していない。また、VWとシュコダは、MEBエントリーモデルに四輪駆動オプションが用意される可能性についても言及していない。

予想されるパワートレインは、最低でも、最高出力(226 PS / 166 kW)のシングル電気モーターを搭載し、7秒未満で時速62マイル(100 kmh)に達すると思われる。もし、デュアルモーターを搭載する過激な「VZ」バージョンが登場するなら、最高出力は340ps/250kWに達するだろう。

ワールドプレミアは、9月にミュンヘンで開催される2025年ドイツ国際モーターショーでデビュー予定となっており、、価格は、2万5000ユーロ(約420万円)からと予想される。