
トヨタのハイラックス チャンプは、IMVシリーズの新型モデル、IMV 0として『ジャパンモビリティショー2023』に出展された。現在、トヨタ・モーター・タイランド(以下、タイ・トヨタ)で生産され、タイで発売されているが、いよいよ日本へ導入される。

その魅力は、ハイラックスよりコンパクトなボディサイズながら、迫力のフロントエンドを持つ点だろう。また、自由な拡張性を活かし、ビジネスからプライベートまで、顧客のビジョンを実現、暮らしを豊かに彩るモビリティとして、キャンプ、移動販売など多彩な用途に使える点も魅力だ。
実際のボディサイズは、全長5300mm×全幅1785mm×全高1740mm、ホイールベース3085mmとハイラックス(X/Z)の全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mm、ホイールベース3085mmとコンパクトな仕上がりとなっている。
タイ仕様のパワートレインは、2.4L 直列4気筒ディーゼルエンジンだが、日本仕様では、2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンが搭載されるほか、より強力な上位モデルの設定も期待される。
気になる日本価格だが、現地での価格45.9万バーツ~57.7万バーツ(日本円約195万円~245万円)とほぼ同じ設定が予想されている。これはハイラックスの約400万円から比べたら大幅に安く、「コスパ最強」と言えそうだ。
また、現在日本で人気を誇るハイラックスは、次期型が2025年内にも新型が登場すると噂されており、価格はより広がると予想されることから、意外な人気となるかも知れない。








