新グレード「G」は520万円、70周年モデルは597万円から

エントリーグレードなる「SPORT G」は、一部標準装備を省きつつも、520万円(2.5Lハイブリッド車)というお買い得プライスなっている。さらに、特別なバッジと外観をアップデートした70周年記念仕様車「THE 70th」も新たに登場、こちらは、2.5Lハイブリッド車が597万円、2.5Lプラグインハイブリッド車が770万円となっている。

日本市場向けのトヨタ「クラウン スポーツ」は、新型モデルイヤーでいくつかの改良を受け、スタイリッシュでパフォーマンス重視のSUVとしての役割を継承している。新たに導入されたベースグレードの「G」は、従来の標準装備を削減することで価格を抑え、記念モデルの「THE 70th」ではお馴染みのクラウンスポーツのスタイリングをベースに、いくつかのアップグレードを施している。
「THE 70th」はクラウンセダン、エステート、クロスオーバーの同様の特別仕様車に倣ったで、外観では、ツートンカラーのボディが際立つ。ルーフとピラーはプレシャスメタル仕上げで、その他のボディカラーはプレシャスホワイトまたはブラックから選択できる。マットブラックの21インチアルミホイールがエクステリアの変更点を補完し、オプションのサイドデカールでさらに個性をアピールすることも可能だ。
インテリアは、ブラックラスターのレザーシートに銅のアクセントが施される。また、70周年記念モデルであることを印象付けるため、ダッシュボード、プレミアムシフトノブ、パドルランプ、キー、そしてマニュアルケースにロゴを追加している。
このアニバーサリースペシャルには、最高出力234PS(172kW)のセルフチャージングハイブリッドと、最高出力306PS(225kW)のプラグインハイブリッドセットアップの2つのパワートレインが用意されており、どちらもE-Four AWDシステムを介して4輪すべてに動力を送る。
ちなみにフェラーリ「プロサングエ」は、6.5L V12自然吸気エンジンを搭載、最高出力715PS、最大トルク716Nmを発揮、0-100km/h加速3.3秒、最高速度310km/hというスーパーカーだが、イタリアでの価格は39万ユーロ(約6600万円)と実にクラウンの約10倍という、なにもかも驚きの違いとなっている。














