4万7000kmのプジョー5008にオイル添加剤『バイオアーマー』を入れた！高速道路やワインディングで確認した効果は!?

走行約4万7000kmのプジョー5008のエンジンに投入

詳しくは前回の記事を読んでいただくとして……要約すると、2025年3月に開催された東京モーターサイクルショーで良さげなオイル添加剤に遭遇。クルマにもおすすめできるということで、プジョー5008に試してみることになったのだ。

前回の記事にも書いたが、本当はギアオイルに添加したかった。しかし、プジョー5008はATFの交換不可。というわけで、今回はエンジンオイルに添加することにした。

バイクの祭典「東京モーターサイクルショー」で気になるオイル添加剤『バイオアーマー』をゲット!! 早速プジョー5008で試してみた！ | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

バイクの祭典だけど、じつはクルマに使えるアイテムも多い！ これまで何度か書いているが、筆者（佐賀山敏行）の本業はライター。ただし、得意とするジャンルはバイク系だ。 そのため、毎年3月下旬に東京ビッグサイトで開催される「東 […]

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添加剤を使用した【プジョー5008オーナーレポートvol.7】。

高回転までスムーズな伸びを体感

7月初旬、埼玉県小鹿野町まで取材に行く機会があったので、プジョー5008で行くことにした。添加剤を投入してから1ヶ月ちょっと。それまで街乗りでちょこちょこ乗ることはあったが、今回のような中距離ドライブははじめて。
ちょうど添加剤がエンジンに馴染んできて、良いタイミングだろう。

東京都小平市西部にある我が家から埼玉県小鹿野町までは、高速道路と下道とでは所要時間はほとんど変わらない。しかし今回はテストを兼ねているのと、取材の待ち合わせ時間に遅れるわけにはいかないため、往路は高速道路を使う。
高速道路のルートは圏央道・入間ICから関越道・花園ICまで。

街乗りのエンジン回転域は、当然ながら低中域がメイン。今回、はじめて高速道路に乗ってみると、その違いは明らか。
もともとスムーズなエンジンではあるが、より高回転域までスムーズに回る印象。そして、それより明らかに体感できたのは静粛性だ。
プジョー5008はプジョーのなかでは高級グレードの部類である。だから静粛性は決して低くはないのだが、そうは言っても超高級車というわけでもない（笑）。それなりの速度で走れば、それなりの音もする。

ところが今回は、エンジンルームからの音が明らかに小さくなった。家族で乗ることが多いので、静粛性アップは大歓迎。ただ、ドライバー以外からすれば、これは本当にわずかな違い。後日、家族を乗せて高速道路を走ることがあったが、誰ひとり気づく者はいなかったことは付け加えておきたい……。

小鹿野町名物を満喫

埼玉県小鹿野町は2008年からバイクによる町おこしをはじめた町。今では毎週末、多くのライダーで賑わうのだが、そんな当地で今年、経済産業省や日本自動車工業会（自工会）が主催となって毎年行っているイベント「Bike Love Forum」が開催されるのだ。

じつは今回はその事前情報を紹介するための取材。MotorFanとは別媒体なので、媒体名はここでは伏せるが……とにかく名物の『わらじカツ丼』が美味かったことは特筆しておきたい（笑）。

そしてもうひとつ特筆しておきたいのが、とにかく暑かったということ！

なんと外気温は46℃を記録していた。いやー、バイクメディアの取材だからといってバイクで来なくてホントによかった（苦笑）。
これだけ暑いと人間はもちろん、クルマだって心配だ。思わず休憩中にボンネットを開けてみる。

しかし、いくらフランス車とはいえ、5008は旧車ではなく6年落ちの立派な(?)現代車である。さすがにオーバーヒートの心配はなさそうだ。『バイオアーマー』も少しは効いているのだろうか。

ピックアップの良さが向上

昼過ぎには取材を終えて、帰路につく。時間はたっぷりあるし、急ぎの用事もないので、帰りは下道を使う。

使うのは国道299号線。休日ともなれば、多くのライダーや家族連れのクルマが行き交う人気のツーリング＆ドライブルートである。
この日は平日なので、交通量は少なく快適。

ちょっとペースを上げて走ってみると、高速道路以上にその違いがよく分かる。高回転域までスムーズに伸びるのはもちろん、ピックアップが非常に良い。ワインディングでのアクセルのオンオフに対して、これまで以上に機敏に反応してくれる。
これはかなり気持ちいい！

だけど、もともとエンジンが（SUVの割には）楽しいプジョー5008だから、意識して比べてみると違いはよく分かるのだが、何も言わなければ違いに気づかなかったかも……。
と、ここでEMU代表・三保田さんの言葉を思い出す。
「走行4万7000kmだと、あんまり違いは出ないかもしれないですね」
なるほど、たしかにそう言われてみると、僕のプジョー5008のエンジンはまだまだ元気なのかもしれない！

しかし、それでも意識すればしっかりと違いは認識できたし、明らかに乗り心地も良くなった。そう考えると、やっぱり『バイオアーマー』は良いオイル添加剤なのだと言えるだろう。
もっともっと走行距離を重ねて、10万km近くになった時に、再度試してみたい！ それまで頑張ってプジョー5008に乗り続けよう！