これまでブリヂストンは、日野自動車との長年にわたる共創において、同社が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献している。新型「日野デュトロ」に装着される「ECOPIA R217」は、従来のタイヤ性能を向上させた上で、求められる多様な性能をモビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)※を搭載している。「ENLITEN」技術により、小型トラックの運行に求められる低燃費性能と他の重要な性能を高い次元でバランスさせることで、ドライバーの使用条件に合わせた価値の最大化とサステナビリティへの貢献が実現されている。
トレッドのゴムは、カーボンの分散を均一化することによりポリマーとの結合を向上し、低燃費性能とライフ性能の両立を実現。また、タイヤの骨格部形状であるケースライン等の構造の最適化により、低燃費性能と耐久性能が両立されている。これらのブリヂストン独自のゴム配合、構造技術を採用することにより、2025年度重量車燃費基準(JH25モード)の燃費計算に用いる転がり抵抗係数最高ランク『A』が達成された。
※「ENLITEN」(エンライトン)は、従来のタイヤ性能を向上させた上で、タイヤに求められる多様な性能をモビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術。