新ハイブリッドシステムにより、燃費性能と走行性能が劇的に飛躍する!?

トヨタ「ルーミー」は、ダイハツ「トール」のOEMとして2016年に発売、長年国内販売トップ10圏内を維持するなど人気モデルとなっている。
当初はフルモデルチェンジが予想されていたが、ダイハツの認証不正問題に伴う開発スケジュールの見直しにより、世代交代に遅れが生じているようだ。とはいうものの、今回の改良ではデザインを大幅に変更するなど、フルモデルチェンジ級の改革が期待されている。
予想される新デザインだが、フロントは現行型から横ラインを引き継ぎつつ、より迫力あるものに変更。さらにサイドボデイは立体的シルエットに、タイヤハウスは角形デザインで無骨な印象に、そのほかアンダーグリルは横幅いっぱいに広げたデザインになることが予想される。

ハイライトは、ダイハツの「ロッキー」「ライズ」で採用されている、「eスマートハイブリッド」を搭載する「ルーミーハイブリッド」の登場が予想されること。このハイブリッドパワートレインは、1.2L直列3気筒エンジン+電気モーターで構成され、燃費性能と走行性能が劇的に飛躍することが期待される。
一方、ガソリンモデルは、1.0L直列3気筒自然吸気「1KR-FE」エンジン、およびターボエンジンをキャリーオーバーするようだが、燃費の向上に期待したい。
安全機能では、最新世代の「Toyota Safety Sense」を採用、広い速度域で衝突被害の軽減をサポートしてくれることだろう。また、電子制御パーキングブレーキや、オートブレーキホールド機能も期待できるかもしれない。
キャビン内では、新インフォテイメントシステムの採用や、9インチディスプレイから10.5インチの大型ディスプレイが標準装備されることが予想され、AppleCarPlayやAndroid Autoなどのスマートフォン連携も、よりスムーズになりそうだ。
入手した情報によると、ルーミーの改良新型の登場は、10月〜11月あたりと思われる。気になる価格だが、ガソリンモデルは、グレードにより5万円〜10万円のアップ(約180万円〜230万円)、ハイブリッドは215万円以上の予算を用意する必要があると予想される。
