高画質なドラレコが手頃になってきた!

まずはドライブの必須アイテムといえるドライブレコーダーから。万が一の事故に加え、あおり運転の対策として導入を検討するひとが多いようで、前後を映せる2カメラタイプが主流。さらに車両の側面や車内まで記録に残したいひとは360度タイプを選ぶことが多い。自転車やバイクのすり抜け事故や、車両盗難、いたずらなどのトラブルに対応できるのがメリットだ。

「前後2カメラはコムテックやユピテル製が人気です。ユピテルのドラレコはオプションのマイクロ波センサーを追加するひとも多いですね。これは車両周辺にバリアを張るイメージで、不審な動きを検出できる優れもの。衝撃を受けなくても作動するため、より高精度な駐車感知ができます」

近頃のドラレコは高画質化が進んでおり、価格は据え置きで、より画像が鮮明になっているという。「ドラレコは一度装着したら長く使用するものなので、妥協せずに選んだほうがいいですよ、とご紹介しています」と有澤さん。

ミラータイプのドラレコの人気が急上昇中!?

また近頃、ニーズが高まっているのがデジタルインナーミラー一体型。リヤガラスよりも後方を映し出すため、荷物を沢山乗せて走ることが多い働くクルマにも最適。後方視界が遮られずに済む。最近はフロントカメラまで別体式のモデルも増えている。ミラーが大きくなりすぎないためサンバイザーとの干渉も防げるし、ダッシュボードの写り込みも少ない。

ミラータイプはパイオニアやアルパイン製が売れ筋。「パイオニア製はお値段の割に性能面が優れています。アルパインは純正ミラーを外して装着するタイプのため収まりがいいし、大画面なのにスタイリッシュですね」。

最新ナビは大画面タイプが主流

お次はカーナビ&ディスプレイオーディオ。最新ナビのキーワードは大画面。9〜10インチのフローティングモデルが人気を博しているという。新車装着のニーズはもちろん「今使っているナビが古くなってきたので……」と買い替えに踏み切るユーザーも少なくはない。スマホと繋げたいというニーズも高まっている。

「車種専用設計となるアルパインのBIG Xはパネル付きも用意されており、スタイリッシュに仕上がります。またフローティングタイプでは、カロッツエリアの楽ナビ、ケンウッドの彩速ナビなど、10万円台中盤のミドル機を選ぶひとも増えています」。

スマホ連動もキーワード

ディスプレイオーディオの人気も上昇中だ。「テレビは見ない」「スマホのナビアプリで十分」という若いユーザー層を中心に支持が広がっている。ただし使用するスマホに依存するため、組み合せ次第では使いたい機能がうまく作動しないケースも。導入時には入念な適合チェックが必要と心得たい。

ちなみに純正ディスプレイオーディオやカーナビで、YouTubeなどの動画視聴やナビアプリの使用が可能になるAVアダプターは、オットキャストが人気を博しているそうだ。

AVアダプターを使えば、車載ディスプレイをタブレットのように使いこなせるようになる。その便利さは計り知れない!