定期的なエアコンフィルター交換は必要不可欠

エアコン装着車には必ず装備されているエアコンフィルター。車検や定期点検時によく交換を勧められるが「余計な料金を払いたくない」と、断っている人も多いのでは? 運転の頻度や車内環境などによっても異なるが、1年に1回がエアコンフィルター交換の推奨期間。人間にたとえるといわばマスクのような存在なので、あまり汚れていると風量の低下やエアコンの効きが悪くなったり、悪臭の原因ともなり得るのだ。

豊富なラインアップで最近の国産車はほぼ網羅

オートバックスセブンのプライベートブランドである『AQ.』から、同ブランドでは初となるエアコンフィルターが発売された。最大の特長は、純正フィルターと同等、もしくはそれ以下の価格を維持しながら、防菌・防カビ機能や脱臭・消臭機能などが付加されていること。試験結果も公表されており、リーズナブルな価格ながら高性能エアコンフィルターに迫る性能を発揮しているのだ。

また、もっとも気になるのはそのラインアップだが、65ページにも及ぶ車種別適用表をざっと確認すると、平成10〜15年以降の国産車なら、ほぼすべてを網羅。結構マイナーな車種でもしっかり対応しているのだ。コロナ禍を経て、車内の空気環境に気を配るドライバー諸氏もずいぶん増えているように思われる。なるべく高性能なフィルターを導入し、快適な車内を維持したいものだ。

抗菌試験の結果。24時間後の菌濃度が99%以上減少している。
防カビ試験の結果。28日間の試験期間で5種類のカビの繁殖を抑制。
高集塵性能試験の結果。花粉やチリ、ホコリは99%以上もブロック。より微細なPM2.5やタバコの煙、バクテリアなども83%以上ブロックしてくれるのだ。
抗ウイルス試験の結果。抗菌処理が施されていないフィルターとの比較では、わずか2時間後に効果が現れた。
抗アレル物質試験の結果。アレルギー物質であるシラカバ花粉を2時間で約95%も減少。