もしも現行992が初代911の正常進化版だったら・・・?

より箱型のフォルムは、この架空のポルシェに、よりシャープでアグレッシブな外観を与えている。

過去数十年にわたり、ポルシェ911は徐々にサイズと重量が増加してきた。
確かに、今でも市場で最も優れたスポーツカーの一つであることに変わりはないが、このような車に重量を加えることは、決して良いことではないだろう。
そこで現行992が、もっと小型で、初代911に似ていたら、もっと優れたモデルになっていたのではないかという疑問に同デザイナーが応えてくれた。
彼のビジョンは、911をより小型でコンパクトにしながらも、明確にモダンなデザインへと再解釈している。
そして、一目見ただけで、その美しさは際立つ。
タラセンコ氏は自身の911を製作するにあたり、ポルシェお馴染みの形状を採用しながらも、フロントとリアは近年のモデルよりも垂直に立ち上がりながらも、優れたデザインを実現している。
丸型ヘッドライトはすぐに目を引き、薄型のLEDデイタイムランニングライトと、ブラックのグリルも同様だ。
911の伝統を受け継ぎ、フロントとリアのフェンダーは力強く張り出している。
現行モデルと同様に、リアエンドは車幅いっぱいに伸びる細いライトバーが特徴だ。
タラセンコが手掛けたターボバージョンには、デッキリッドに大型の固定式スポイラーを装備、大胆でスポーティなルックスをさらに引き立て、歴代911を彷彿とさせている。
テールパイプも特徴的だが、非常に小さく見える。
ポルシェは2018年後半から911の第8世代を生産しており、2025年モデルとしてフェイスリフト版を発売した。
このことからも、992世代は、わずか8年間しか生産されなかった991よりも少し長く販売される可能性が高いが、次世代モデルは今後2~3年以内にデビューする可能性が高いだろう。
992よりも小型になるかどうかは不明だが、期待してみてもいいかもしれない。















