よりワイルドに、よりタフネスに

Delta 4×4は、ドイツを拠点とするオフロード/SUV向けのチューニング&パーツメーカーで、リフトアップ、オーバーフェンダー、ラリー風ライトバー、オフロードタイヤなどを手掛け、純正の走破性やエクステリアをワイルドに仕上げることを得意としている。

同ブランドの最近のプロジェクトには、愛らしく車高の高いルノー・R5 EVや、20インチのフォースライト・ビードロックホイールとBFグッドリッチ・トレイルテレーンタイヤを装着したフェラーリ「プロサングエ」などがある。
そして新たに、トヨタ・ランドクルーザーJ25に、過酷なトレイルにも対応できるよう、数々の改良を施したモデルを発表した。
今回も多くの追加パーツが使用されているが、すべてのコンポーネントは現在入手可能となっている。
まずは、ランドクルーザーに2つのリフトキットが取り付けられている。
そのうちの1つは車高を約5cm上げ、もう1つはKWのReiger部門による調整式サスペンションで、車高をさらに1.8cm上げる。
フェンダーに余裕ができたことで、35インチのBF Goodrich K02オールテレーンタイヤを18インチホイールに装着できるようになったという。
そして社外品のフェンダーフレアがタイヤを覆い隠す。
フロントエンドには、バンパーを保護するマットブラックのブラシバーが装備されているほか、オフロード走行時の照明を強化するために、LEDライトストリップを2本取り付けるオプションも用意されている。
さらに、Warn製ウインチと、重要な機械部品を保護する頑丈なアンダーボディパネルも装備され、Aピラー基部のボンネットにも補助ライトが多数装備されている。
ルーフ上部には、Frontrunnerルーフラックが装備されており、このスペースに、リカバリーボード4枚、スペアタイヤ1本、ガソリン缶、収納ボックスを収納、ラックの前後には追加のランプも搭載している。
1980年代の60シリーズモデルに似た、箱型のレトロな外観を採用する250シリーズランドクルーザーは、2024年モデルとして米国で発売された。
パワーユニットはハイブリッドアシスト付き2.4リッター4気筒ターボチャージャーエンジンのみで、最高出力326ps、最大トルク630Nmを発揮する。
そして8速オートマチックトランスミッションを介してフルタイム4WDシステムに出力が伝達され、最大牽引重量は6,000ポンド(約2,800kg)となっている。
これまで、世界のチューナーが、新型ランドクルーザーに既に充実したアフターマーケットサポートを提供している。
これらの改造により、ランドクルーザーは様々な点で生まれ変わっている。
例えばトムズは標準よりもさらに箱型の外観を持つストリートスタイルのリグを製作している。
アークティック・トラックは、巨大なフェンダーフレアと37インチタイヤを装備したモデルを製作した。
また、アーマーマックスは複数レベルの耐弾性能を導入し、その中には徹甲弾にも対応できる最上位バージョンも含まれている。
Delta 4×4に戻るが、各カスタムパーツの価格は以下の通りとなっている。
・2インチボディリフトキット:2,930ドル(約43万円)
・サスペンションリフトキット:6,450ドル(約95万円)
・35インチBFグッドリッチタイヤ付きホイール:5,860ドル(約86万5千円)
・フェンダーエクステンション:3,500ドル(約51万6千円)
・Warn製ウインチ:4,685ドル(約69万円)
・エクスペディションアクセサリー付きルーフラック:約2,930ドル(約43万円)







