純正ラインをより美しく！ アーティシャンスピリッツの『ランドクルーザー250』は、誇張しすぎず個性をアピール！
国産SUVの最高峰とされるランクル300、フルモデルチェンジでヨンクらしい無骨さが増して販売台数も絶好調のランクル250、そして原点回帰のアグレッシブなルックスで復活を遂げたランクル70。
日本が世界に誇る現在のランドクルーザーシリーズは、そのキャラクターがそれぞれ引き立っていて、多くのファンを持つ人気車種だ。
そんなランクル達を自分仕様にコーディネイトできるカスタマイズをクローズアップ。
『アーティシャンスピリッツ』からデビューしたランドクルーザー250は、必要以上の誇張をせず“違い”を表現する。
純正然＋αで導き出した最良のカタチ
そもそものデザインやスタイリングに高い完成度とバランスが備わるクルマの場合、もちろんそれをガラッと変えるカスタムも効果的だが、本来が持つ良さを活かしながら全体のバランスを再構築するというのも有効な手段であって。例えばアーティシャンスピリッツがブラックレーベルで表現したカスタムは、どこをどう変えるかでははなく、どう整えるかが狙い。見た目を変えるのではなく、全体の印象を自然に仕立て直し、必要な部分だけを残しながらより美しく、違いを演出する整えるエアロだ。
だからこそその各パーツにはひとつひとつしっかりと意味がある。フロントハーフは純正の雰囲気を崩さず、厚みと抑揚を加えて締まった顔つきを強調するための造形。オーバーフェンダーはボディラインを活かしつつ変化を得られる控えめな片側30㎜ワイドに。左右と中央とで構成されるリアハーフはヒッチメンバー付き車にも対応可能で、分割式だから輸送コストも削減でき、破損時の補修もスムーズ。デザイン性と実用性のどちらにも妥協しない設計が採用される。
どれも純正から変えすぎてはいないが、純正とは明らかに異なる造形なのが特徴。変えすぎず、整える。派手でも誇張でもない、250が活きるエアロだ。
さり気ないコーディネイトにも注目
PRICE LIST
フロントハーフスポイラー16万5000円
リアハーフスポイラー（4P）17万6000円
オーバーフェンダー16万5000円
リアゲートスポイラー7万4800円（カーボン12万1000円）
リアルーフスポイラー8万2500円（カーボン12万9800円）
★コンプリートキット（FRP）66万3300円
■ローダウン：ボルドワールド・エアサス
■ホイール：コラートA7PRO（22inch）
■タイヤ：ヨコハマ・パラダSpec-X（285/40 R22）
▷『LAND CRUISER』CUSTOM WORLD 300／250／70
STYLE WAGON（スタイルワゴン） 2025年10月号 No.358より
