スバルのレプリカといえばやっぱりラリーでしょ!
スバル車のミーティングにはレプリカマシンが多い印象がある。特に、スバル=WRC(世界ラリー選手権)のイメージはいまだに根強く、多少の世代差こそあれラリーレプリカは特に目にする。定番のクルマとカラーリングもあれば、実際には無かった組み合わせもあり、非常におもしろい。




レオーネというサプライズはあったにせよ、やはりスバルのラリーイメージはGC8型インプレッサWRXに負うところが大きい。カラーリングのレプリカはいわゆるグループAの4ドア「555」1台だったが、22B-STiバージョンに加え、ワイドボディ化したクーペというインプレッサWRCレプリカの姿もあった。
しかし、その次の世代であるGD型にレプリカマシンは無く、スバルWRCの最後を飾ったGR型が3台参加していた。しかも、スバルワールドラリーチームカラーだけでなく、三者三様に異なるレプリカになっていた。



上のマルティニカラーもそうだが、実際には無かったクルマとカラーリングの組み合わせもレプリカの妙と言えるだろう。逆に元ネタが無い分、このオーナーのクルマでしか見られないわけだから却って貴重かもしれない。


SUBARU NBR Challengeレプリカも人気
一方で、WRC撤退以降のスバルのモータースポーツのイメージを牽引したのがニュルブルクリンク24時間耐久レースへの挑戦だ。こちらも参戦年の異なるモデルとカラーリングのレプリカが見受けられた。


これもレプリカ?オリジナルカラーもアリ
他にもレプリカのようなそうでないような……ちょっと変わった仕様のクルマも見られたのが面白い。


レプリカというと、兎角クルマとカラーリングの再現性の高さを追求したくなる。”レプリカ”という意味ではそれはもちろん正解だ。しかし、あえて”ハズし”たクルマやカラーリングの組み合わせも、オーナーのこだわりやセンスを感じられて面白い。個人が楽しむためにやっているのだから、自由に遊べばいいのだ。
『富士でスバルの秋祭り』ではそんな自由なクルマ遊びとオーナーのスバル愛を垣間見ることができた。
フォトギャラリー:『富士でスバルの秋祭り』のレプリカマシン

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