今度はプロ並の超耐久!? “W”のコンセプトも継続!

強力なクリーニング効果で、まずは家庭用のお掃除品として名を馳せ、その勢いを駆って2021年からはクルマ用にも進出した『ウルトラハード』は、今や洗車用品の大ヒットシリーズに成長した。その後、短期間ながら累計販売数は数1000万本に達し、洗車用品のなかでも押しも押されぬ令和の顔になっている。

けれど急ピッチに拡大したラインアップは、2023年を機にひと段落。その後しばらくは雌伏の期間が続いていた。「何やらスゴイものを開発している」との情報をチラホラと耳にしつつも、なかなかその先の情報までは入ってこなかった。

そんな、さんざん焦れた状態のところに、ようやくにして届いたのが今回のスクープ情報である。前作までの開発期間に比し、膨大な時間が掛けられたのは、より髙いハードに挑んだゆえんでもあるのだろう。いまだその全貌までは見えて来ないものの、最新作のターゲットは、ずばりプロ施工コーティングのレベルにあるという。それは時間も掛かるはずだ!

愛車の保有年数が長期化するのと共に、最近ではクルマを長期間キレイに保つことへの認識が高まっているようで、プロ施工による保護目的のコーティングサービスが人気だという。確かに、プロコーティング店でのメニューを見ても、1年程度の持続を売りにするライトメニューも多く見掛けるようになった。驚異的なツヤや撥水効果以上に、現状維持の保護効果を求めるユーザーが増えたのは事実だろう。

そして、本作のターゲットもずばりここに置かれるようだ。「1年耐久」のうたい文句が極秘で手に入れたパッケージ写真から窺える。「プロ仕様」と銘打たれたキャッチコピーが何よりの証だ。

そしてもうひとつのキーワードが、前作そして前々作から続く「W」の効果にありそうだ。ボディもガラスも未塗装樹脂も対応とするその懐の深さは、Wというよりマルチな能力。前作から時を経ても、シリーズに共通する利点はそのままに、さらに一段上のクラスを目指したということだろう。

セット内容は、コーティング液のほか、塗布スポンジとマイクロファイバー程度になるようで、ここから分かるのは、手軽に施工できるユーザビリティの高い商品であること。プロ仕様といっても、二液を混ぜ合わせて使うような気難しさもないようだ。カンタン手軽に使える利点もウルトラハードが持つ人気の秘密。こんな点も最新作に踏襲されている模様だ。

それでもカンタン手軽な超耐久というセールス文句は、過去を遡ればそう珍しくはない。問われるのはそのレベル。時間経過と共にどれほどの被膜効果を持続するかが見どころと言えそうだ。
もっとも、ちょっとやそっとの能力ではウルトラハードを名乗れないとも言われるリンレイきってのビッグネームだけに、しかるべき裏付けもきっとあるのだろう。気になる詳細は、判明次第おってお届けしよう!

極秘入手のパッケージを見る限り、さして珍しいセット内容ではないものの、コーティング液のボトルに中栓が設けられることから、特殊溶剤が使われていることは間違いないだろう。
パッケージ裏面に見える「滑水持続性」のグラフを見る限り、長期使用でも能力低下が少ないことが窺える。超耐久の一つの側面であることは確かなようだ。