ラチェットレンチでジャッキアップできる!? エマーソンのパンタグラフジャッキなら狭い場所でもタイヤ交換が捗る！
【CarGoodsMagazine】
2025.10.18 12:08
最近ではパンク修理セットに置き換わり、新型車では常備車載されることが少なくなったジャッキ。夏冬タイヤの交換を始め、足回りや下回りのメンテ＆洗浄などで大活躍してくれるので、ぜひとも導入したいアイテムのひとつ。しかし使い勝手のいいフロアジャッキは大きくてかさばるし、コンパクトな油圧ジャッキやパンタグラフジャッキはスピーディな作業には不向きと、それぞれ一長一短があるのだ。そこで今回注目したのがエマーソン『EM510 ラチェットパンタジャッキ2t』。見た目はごく普通のパンタグラフジャッキだがどこが違うのか？ 検証してみた。
狭いガレージ内でも安全にジャッキアップできる
一般的なパンタグラフジャッキは付属のハンドルを取り付けるようになっているが、この商品は12.7sq（1/2インチ）の差込口を採用。付属のラチェットレンチとの組み合わせで短いストロークでも操作でき、狭いスペースでもスピーディにジャッキアップできるのだ。
またこの差込口は汎用性に優れ、市販のハンドルや電動工具などを使用することも可能。ジャッキ本体の質量は約2.6kgと軽量ながら、大型車にも使用できる余裕の2トンサイズ。ガレージ常備はもちろん、車載にもお勧めのコンパクトなジャッキなのである。ジャッキ本体は全長約44cm、質量約2.6kgの軽量・コンパクトサイズ。短いストロークで素早くジャッキアップ＆ダウンでき、狭いスペースでも使用できるのだ。
2トンまで対応できるパンタグラフジャッキとラチェットレンチのセット。
安全性に優れるパンタグラフジャッキを今一度見直す
一般的にパンタグラフジャッキは、他のタイプに比べるとジャッキアップ・ダウン時に時間がかかるのがウィークポイントだった。しかしラチェットレンチとジャッキの組み合わせで、より効率的な作業を実現。またダウンに時間がかかるものの、安全性に優れるので、メンテナンスビギナーの方にはぜひお勧めしたい。
本体のジャッキヘッド部は、浅溝・深溝を回転するだけで切り替え可能。浅溝が多いホンダやスズキ車にも対処できるのだ。基本的な使い方は説明書などに記載されているジャッキアップポイントに、ジャッキのヘッド部をセットする。
