現行の1.8L直列4気筒エンジンは、新開発の1.5リットル直列4気筒へと変更
トヨタの人気コンパクト・クロスオーバーSUV、「カローラクロス」次期型の最新情報を入手、それをもとにデジタルプレビューをしよう。

初代となる現行型カローラクロスは、世界的モデル「カローラ」シリーズ初のSUVとして、2020年に海外デビューした後、翌2021年に日本市場へ導入された。今年5月には、日本仕様車を一部改良するとともに、「GR SPORT」が追加されているが、いよいよ世代交代が見えてきた。

次期型では、次世代プラットフォームを採用することで、軽量化と剛性がアップ。ボディサイズは全長4470mm(現行+15mm)、全幅1830mm(現行+5mm)、全高1620mm(同サイズ)、ホイールベース2645mm(現行+5mm0と若干拡大、居住空間が向上すると予想される。
予想されるエクステリアデザインだが、フロントエンドに最新のハンマーヘッドデザインを採用、ユニット内部にLEDデイタイムランニングライト、ウインカーなどを内蔵。ハンマーデザインの下には、メインライトを配置。グリルは大型化し、迫力ある顔つきになりそうだ。また、側面では、サイドアンダースカートの大型化、Cピラーのデザインも新設計され、Cピラーに合わせたリヤハウスのワイドな張り出しも見られそうだ。
キャビン内では、最新世代のAI対応インフォテイメントシステムの搭載が目玉となる。高度な音声認識機能により、ドライブ中もスムーズな操作や機能の利用が可能となる。また、刷新され大型化されるデジタルインストルメントクラスター、及びインフォテイメントディスプレイも期待できそうだ。
パワートレーンにも注目だ。現行の1.8L直列4気筒エンジンは、新開発の1.5L直列4気筒へと変更、燃焼効率が大幅に改善され、ユーロ7排ガス規制にも対応するだろう。
ラインアップは、最高出力180psを発揮する1.5L直列4気筒ガソリンターボエンジン、最高出力100psを発揮する1.5L直列4気筒+最高出力100psを発揮する電気モーターのハイブリッドを提供。4WDバージョンでは、リヤモーターも追加され、より強力になる。当初BEVモデルも予想されていたが、ハイブリッド化を優先しており、今回は見送られる可能性が高いと見られる。
カローラクロス次期型のワールドプレミアは、2026年後半から2027年前半と予想され、価格はエントリーモデル2WDが2,776,500円から280万円台後半に値上がりすると予想されるほか、全グレードとも10万円プラスアルファの値上げとなりそうだ。

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