復活・NSX! しかも初代!

詳細は明らかにされていないが、このクルマは一から作り上げるワンオフモデル、あるいは少量生産モデルになる可能性がありそうで、2代目ではなく、初代NSXに焦点を当てたものになると思われる。

初代NSXは、1990年に発売された2シーターのミッドシップスポーツカーだ。
価格は1グレードのみで800万円(AT仕様は860万円)だったが、カスタムオーダーでは1500万円にもなり、当時日本車史上最高額だった。
また、スポーツカーがスピードと信頼性を両立できることを実証し、シャープなパフォーマンスと日常的な使い勝手を両立させた名車としていまでも語り継がれている。
そして今年、発売から35年という節目を迎え、イタリアで新たなプロジェクトが始動しているようだ。
イタルデザインは、伝説のホンダNSXへのトリビュートとなる謎のモデルを準備しているという。
このクルマについてはほとんど情報がないが、日本車の中で最も象徴的なスポーツカーの一つを再構築するのは容易なことではなく、イタルデザインがどのような形で復活させてくれるのか、大きな期待がかかる。
イタルデザインがSNSで公開したティザーイメージは非常にシンプルで、青い背景にホンダのエンブレムとNSXのバッジ、下部にはITALDESIGNのロゴがすっきりと配置されている。
今回イタルデザインは、ホンダから新たなトリビュートモデルをゼロから開発するゴーサインをもらったようで、おそらく、ランボルギーニがアヴェンタドールベースのカウンタックLPI 800-4で行ったようなことが予想される。
ただし、それが単発のスタディモデルになるのか、それとも限定車になるのかは不明だ。
イタルデザインによって蘇る初代NSXに大いに期待しよう。







