カーライフ “公道走行可能なレーシングカー”「ポルシェ 911 GT3」が4世代にわたり更新し続けてきた“最高”の歴史を振り返る【写真・7枚目】 新型911 GT3の発表が噂されるなか、ポルシェが、デビューから25周年を迎えた911 GT3の歴史を振り返った。 1999年3月に発表された初代911 GT3は、市販モデルとして初めてニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを7分台で走り切った。 2006年にデビューした997ベースの911 GT3はエンジンのパフォーマンスアップに加えて、初めてアクティブサスペンション「PASM」が導入された。 991世代の911 GT3からは、シフト時間を大幅に短縮するポルシェ・デュアルクラッチ・トランスミッション(PDK)を搭載。ニュルブルクリンクのラップタイムは、ついに7分30秒を切った。 2021年には現行世代となる、992ベースの4代目911 GT3がデビュー。最高レベルを更新し続けてきた911 GT3がまもなく、次の世代へと生まれ変わる。 996をベースとする初代から最新の992まで、911 GT3はサーキットで最高のパフォーマンスを発揮するだけでなく、日常レベルの使い勝手を備えたスポーツカーとして、高い人気を集めてきた。 歴代911 GT3は、ポルシェがモータースポーツ参戦によって得た経験のすべてが凝縮されているとアンドレアス・プレウニンガーは説明する。 この画像の記事を読む