PHEVでは2.5L直4+デュアルモーターを搭載、システム合計出力は245psを発揮。
トヨタは、2025年5月、人気クロスオーバーSUV、RAV4新型をワールドプレミアしているが、日本発売時期や価格が見えてきた。

日本導入時期は、公式に2025年度内と発表されているが(つまり最も遅くて2026年3月)、早ければ2025年12月に日本発売が期待できることがわかった。

初代RAV4は1994年にデビュー、5代目となる先代は2018年に発売されており、これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなった。
新型では、「RAV4 CORE(コア)」、「RAV4 ADVENTURE(アドベンチャー)」、「RAV4 GR SPORT(GRスポーツ)」という3つの異なる個性を持つラインアップが提供される。
エントリーレベルとなる「RAV4 CORE」は、都会的センスを前面に、大口ハニカムメッシュを採用するなどクールな印象で、ライバルはホンダZR-VやマツダCX-60あたりと競合しそうだ。
「RAV4 ADVENTURE」は、COREより高いルーフレールやワイドな樹脂フェンダーを装備、重厚なフロントエンドがアウトドア志向を高めている。市場では、スバル・フォレスターや日産エクストレイルと争うことになるだろう。
「RAV4 GR SPORT」は、機能性を追求したフロントフェイス「“Functional MATRIX(ファンクショナル マトリックス)を採用、専用デザインのエアロパーツを装備し、専用足回りが施され、最もスポーティな仕上がりが特徴だ。ヘッドライトは、3台すべて共通のハンマーヘッドが採用される。
ボディサイズは異なり、COREは全長4600mm×全幅1855m×全高1680mm、ADVENTIUREは、全長4620mm×全幅1880mm×全高1680mm、GR SPORTでは、全長4645mm×全幅1880mm×全高1685mmとなっていますが、ホイールベースは2690mmで統一されている。
インテリアでは、ウーブン・バイ・トヨタ(WbyT)が開発を進めてきた、車載OS「Arene(アリーン)」を初採用。また、12.3インチデジタルインストルメントクラスターや、10.5インチと12.9インチの新世代マルチメディアディスプレイを搭載、スマートフォンのように直感的で使い勝手が高いデザインとなる。ステアリングホイールや、インストルメントパネルは各グレード共通だが、それぞれが個性を活かしたインテリアになることも特徴だ。
パワートレーンは、HEV(ハイブリッド)モデルは2.5L直列4気筒エンジン+シングルモーターを搭載し、最高出力はFFが229ps、E-Fourが239psを発揮する。一方PHEV(プラグインハイブリッド)は、2.5L直列4気筒エンジン+デュアルモーターを搭載、システム合計出力は245psを発揮し、E-Fourモデルの0-100km/h 加速は、5.8秒となっている。ADVENTUREはHEV E-Fourのみ、GR SPORTは、PHEV E-Fourのみの設定となる。
気になる日本価格だが、RAV4 COREのHEVが420万円、PHEVが590万円。ADVENTUREが450万円、GR SPORTは670万円以上と予想される。












































