14インチの大型ディスプレイで操作性が向上、最新世代のシステムによりスマートフォンの連携機能を強化

スバル ソルテラ 改良新型

スバルは、電気自動車SUV「ソルテラ」改良新型を、4月の「ニューヨークモーターショー2025」で発表したが、11月に日本発売される可能性が高いことがわかった。

ソルテラは、トヨタ「bZ4X」の姉妹車として2022年に発売、これが世代初の大幅改良となる。新型では、新開発のEVパワートレインを搭載、フル充電による航続距離の向上、14インチのインフォテインメントディスプレイ搭載など、魅力満載となっている。

フロントエンドには、左右6つのブロックLEDデイタイムランニングライトを装備、メインヘッドライトも刷新、フロントバンパーも改良された。

足回りには、18インチと20インチホイールに新デザインを採用、サスペンションのセッティングが一新されたほか、リアセクションでは、バンパーが見直され、スバルのエンブレムが「SUBARU 」へ変更されている。またボディ同色のフェンダーを採用することでスポーティーなイメージとなった。

スバル ソルテラ 改良新型

キャビン内の注目は、12.3インチだったインフォテインメントディスプレイが14インチへ大型化され、操作性が向上、最新世代のシステムにより、スマートフォンの連携機能が向上する。

新開発EVパワートレインにより、スペックも向上。FWDモデルでは、57.7kWhバッテリーと73.1kWhバッテリーを用意、AWDモデルでは73.1kWhバッテリーのみとなっている。最高出力はFWDモデルの57.7kWhバッテリーが167ps、73.1kWhバッテリーが224ps、そしてAWDモデルが343psを発揮、0-100km/hm加速は5.1秒で駆け抜ける。

航続距離は、FWDモデルの57.7kWhが455km、FWDモデルの73.1kWhが573km、AWDの73.1kWhが520kmとなっているほか、80%までの充電が約35分で完了する高速充電に対応している。

現行型の日本価格は、ET-SS(FWD)が627万円、AWDが671万円、ET-HS(AWD)が715万円となっているが、57.7kWhバッテリーの導入によりエントリーモデルのプライスダウンが期待できる。

尚、ソルテラ次期型の開発もすでにスタートしているようで、早ければ2027年にも登場する可能性がありそうだ。