メルセデス・ベンツは現在、人気コンパクト・クロスオーバーSUV、GLAの次世代型を開発中だが、その最終デザインをどこよりも早く大予想した。

メルセデス・ベンツ GLA 次期型 予想CG

すでにスクープ班はプロトタイプを捉えているが、その後に得られている最新情報も盛り込みつつ、契約デザイナーのNikita Chuicko氏が予想CGを作成。その信ぴょう性はかなり高いはずだ。

GLAは2013年のフランクフルトモーターショーでお披露目され、同年4月に上海モーターショーで市販モデルが発表された。Aクラスハッチバックのオールテレーン版として、メルセデス・ベンツ最小のSUVの地位を確立している。

メルセデス・ベンツ GLA 次期型 プロトタイプ スパイショット

2代目GLAは2019年末に発表され、2023年にフェイスリフトされたが、現在、全く新しい世代のGLAが後継モデルとして準備を進められている。

次世代型では、お馴染みのプロポーションを維持しつつも、デザインは大幅に変更される。フロントエンドは完全に刷新され、グリルに一体化されたロゴをモチーフにした、LEDデイタイムランニングライトをヘッドライト内に装備。グリルは現行GLAよりも明らかに大きくなるようだ。

側面から見ると、メルセデスのほとんどの新型モデルと同様に、格納式ドアハンドルを装備。リヤセクションは最も大きな変更が見られる部分で、特徴的なテールライトが採用される。テールライトは、ほぼ正方形のエッジ部分に星型LEDが組み込まれており、水平方向の装飾インサートと、おそらくLEDストリップによって視覚的に統一されるだろう。ブランドロゴは中央に配置され、ナンバープレートの凹部はリヤバンパーに移動する(同様のソリューションは新型GLBクロスオーバーにも採用される予定だという)。

さらに、新しいホイールデザインが採用される。新型モデルは、新型CLAファミリーにも採用されているメルセデス・モジュラー・アーキテクチャ(MMA)プラットフォームをベースとすると予想されており、ハイブリッド車や電気自動車を含む、CLAのパワートレインが共用される可能性が高い。

ハイブリッドバージョンは、FAMEファミリーの新型1.5L ターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジン(M252型)を搭載、最高出力27psの電気モーターが8速デュアルクラッチオートマチックトランスミッション(8F-eDCT)に統合されている。電動パワートレインは現在、フロントアクスルに1基の電気モーターを搭載したバージョン(272ps/335Nm)と、2基の電気モーターを搭載した全輪駆動バージョン(354ps/515Nm)の2つのバージョンが用意されている。

GLA新型のワールドプレミアは、2026年後半と予想されている。