リンレイが求める次のコーティング
そもそも、これまでの『ウルトラハード』シリーズではマルチに使える『Wコーティング』がラインアップされている。しかし、この『Wコーティング』はあくまでも高撥水成分とディープグロスポリマーを配合する、一般向け水系コーティングという位置付けであった。
しかし、現在のコーティング市場は急速に拡大し、KeePerなどの専門店の門を叩く人が増えているというデータも示されている。高額であっても長期間において満足できる品質を求めるユーザーが増えているだけに、高寿命コーティングという新しいジャンルの開拓は必須なのである。こういったニーズの変化に合わせ、高寿命化という格段の進化を果たしたアイテムが『ウルトラハードWコーティングプロ』というわけだ。

そのメカニズムは、新たに開発された技術「 R.M.C-Gen3.2」と呼ばれる湿気硬化技術。プロが使用する業務用コーティング剤の技術を応用しつつ、さらに発展させているのだ。この技術は空気中の湿気と反応することで溶剤が揮発しはじめ、溶剤の中にランダムに配合される高撥水成分「LUB-15」と硬化被膜成分「n-GSL」がそれぞれの層を形成しはじめるというもの。ボディはもちろん、ガラスや未塗装樹脂に至るまで、均一で強固な被膜を形成するのだ。まさにプロ用コーティング剤の技術を取り入れた、史上最強のスペックを備えているというわけである。

プロ仕様を超えた撥水効果の超耐久
最上級の技術を投入するだけでなく、その効果もプロスペック。光沢感の維持はもちろん撥水効果の基となるコーティング被膜は、適切なメンテナンスを行なえば、ボディなら1年以上持続する耐久性を実現している。また、ガラスや未塗装樹脂に関しては半年ほどの効果が期待でき、トータルで見ても高性能を実感できるはず。このデータは開発期間における長期テストによっても証明されており、まさに“プロ仕様にも勝る性能”を表しているのである。
効果こそ専門店コーティングに勝る実力を発揮しているが、最大の特徴は扱いやすさ。製品名に“プロ”と記されているが、使い方はコーティング剤を塗布したら、ムラにならないように拭き上げるだけでOK。コーティング剤自体がサラサラとしているため、スッと拭き上げることができるのは、誰にでも施工しやすさにも直結している。こうした細かい作り込みによって、一般ユーザーでも手軽に本格的なコーティングを体感することが可能。ウルトラハードのブランドバリューをさらに高める、革新的コーティングが誕生したのだ。

