信頼のブランドに成長したAQ.(AUTOBACS QUARITY)
元来、オートバックスは、カー用品を「安心の品質」「納得の価格」で提供するというコンセプトでエンジンオイルなど古くからプライベートブランド(PB)を確立。そして現在の「AQ.(AUTOBACS QUARITY)」は、単なる低価格ブランドではなく、ユーザーのカーライフに寄り添う“ちょうど良い”アイデアをカタチにする。
例えば、スマートフォンを同時に充電できる二股ロングケーブル。分岐部が長く設計され、運転席と助手席の両方での使いやすさを狙う。
また、近年人気の高まる傘型サンシェードは、車種専用設計で隙間からの光漏れを防ぎ、装着性や遮熱効果を高めている。猛暑の車内を快適にし、防犯や車中泊の目隠しとしても役立つ実用品だ。
開発の背景には「実際にスタッフが自分で使い、OKが出た商品だけを市場に出す」という徹底した品質管理がある。発売後もユーザーの声を反映して改良を重ね、安心して使える製品づくりを続けているのも大きな魅力だ。


ARTAブランドでモータースポーツの臨場感を製品に
ARTAブランド製品は、オートバックスが展開するモータースポーツの熱量とメカニカルな質感を、日常のカーライフに持ち込むことをテーマにしている。単なる実用品ではなく、“持つ喜び”や“装着の楽しさ”を感じさせる仕立てが大きな特徴。
代表的なのがタフチャージャーケーブル。ライトニング、USB-C、USB-A、Microなどの複数の端子を1本でまかなえ、しかもデータ通信にも対応。外装はエンジンダクトを思わせるデザインで、金属的な質感が手に心地よく所有感を満たす。「充電ケーブルを超えたカーアイテム」として支持を集めているという。

「ただ便利なだけでは物足りない」。ARTAはそんなカーライフユーザーに向け、日常をちょっと刺激的に、そして誇らしくするブランドといえる。
ライフスタイルから生まれるGORDON MILLER
出自は「ガレージ」。無骨でタフ、インダストリアルな世界観を核に、洗車・収納といった実用品から、アパレル、バッグ、ガジェット、さらにはステッカーまでをトータルで組み上げる。単品の便利さではなく、空間としての統一感を重視するのが流儀だ。店頭でも大きめのスペースを確保した“塊”(かたまり)で見せることを前提に、棚、ポップ、最小導入点数まで指定。売り場でも世界観が埋もれないよう、ディテールまでコントロールする。
プロダクトの中核はタフな素材と使い勝手。代表例のコーデュラ採用シートカバーは質感、耐久性、装着性でこだわり抜く。トランクカーゴに象徴される収納群は、ベランダ用の定番を“車載前提”に最適化し、レジャー/キャンプの積載をスマートにする。ゴードンミラーは、車と暮らしの境界を軽やかに跨ぎ、“ガレージから拡張する”生き方を製品で示しているともいえるだろう。

