マイルドハイブリッドシステムを廃止、最高出力64psのターボをラインナップ
日産の主力軽自動車「デイズ」に6年ぶりフルモデルチェンジが迫っていることがわかり、スクープ班では情報をもとに予想CGを製作した。
初代デイズは、三菱自動車が販売する「eKワゴン」(3代目以降)との共同開発車として、日産と三菱自工の合弁会社NMKVが開発した。現行型となる2代目は、日産自動車が設計し、三菱に製造を委託する形で生産している。
2023年には、マイナーチェンジが執行されているが、いよいよ第3世代へとバトンタッチされる。

予想されるエクステリアだが、フロントエンドは、デユーフューザーとライト部分を斜めに繋げたカットでシャープな印象に。ヘッドライトは、アリアなどの流れをくむ横ラインで、それにL型のLEDデイタイムランニングライトを配している。ウインドウも大型化して視認性をアップ。デザインもCピラーを斜めにカットし、躍動感を演出。直線ラインを基調としたシルエットが予想される。
インテリアでは、フルデジタルインストルメントクラスターや12.3インチに大型化されたインフォテインメントディスプレイを採用。また、Googleマップ、Googleアシスタントに対応するGoogle搭載インフォテインメントシステムを搭載するほか、タッチパネル式エアコンパネルなど、直感的操作感が大幅に向上するとみられる。

室内では、リアシートのニールームの拡大、ラゲッジルームの床面長の拡大も実行される。
パワートレインの注目は、マイルドハイブリッドシステムの廃止で、最高出力52psを発揮する自然吸気660cc直列3気筒エンジン、最高出力64psを発揮する660cc直列3気筒ターボエンジンをラインアップし、トランスミッションCVTと組み合わされる。また、両モデルともFFと4WDが設定され、燃費は、自然吸気で最大1.5km/L、ターボで最大1km/Lの向上が期待できそうだ。
気になる価格だが、エントリーモデル「S」が143万円から148万円程度へ、上級グレードは15万円程度値上げされ、最大230万円程度になることが予想される。
期待が高まる次期型デイズの発売は、2026年3月が有力視されている。





